東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー決勝 東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー決勝が30日、東京アクアティクスセンターで行われ、瀬戸大也が1分56秒22で4位、メダルにはわずかに0.05秒届かなかった。萩野公介は1分57秒49で…
東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー決勝
東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー決勝が30日、東京アクアティクスセンターで行われ、瀬戸大也が1分56秒22で4位、メダルにはわずかに0.05秒届かなかった。萩野公介は1分57秒49で6位と日本勢はメダル獲得を逃した。汪順(中国)が1分55秒00で金メダル。ダンカン・スコット(英国)が銀。ジェレミー・デプランシュ(スイス)が銅。
メダルには惜しくも届かなかった瀬戸。レース後のインタビューで「とにかく自分が今できる、今のコンディションの中で全力は尽くせた。自分はもっといい結果をイメージしながら頑張ってきたなかで思い通りにはいかなかったですが、素晴らしい大会で、開催されるかもわからないなかで、活躍できるチャンスを頂いて、活躍したかったですが、すっきりしています」と晴れやかな表情で振り返った。
さらに萩野に対しては「公介と一緒に来られることができて幸せですし、2人で戦えたことは幸せでした」とも話していた。
萩野も「レースを泳ぐ前から色々なこと思い出して、大也と一緒にずっと泳いできて嬉しかったです」。さらに準決勝では号泣したことを聞かれると、「昨日で涙かれたかもしれない。全力は出し切ったので、今の僕に悔いはないです」とすっきりとした表情だった。
今大会3種目に出場した瀬戸は、本命だった400メートル個人メドレーで予選敗退。200メートルバタフライは準決勝全体11位に沈んで決勝に残れなかった。2019年世界選手権は個人メドレー2冠と200メートルバタフライで銀メダル。今大会は金メダルを期待されたが、結果を残せていなかった。
瀬戸は個人種目ではラストのこの種目も28日の予選は16人中16位とギリギリで通過。29日の準決勝は全体3位だった。リオ五輪400メートル個人メドレー金メダリスト萩野は準決勝は全体5位で決勝進出。レース後に号泣していた。(THE ANSWER編集部)