アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)が…
アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)がギド・ペラ(ブラジル)を6-3 6-2で破り、インディアンウェルズ4度目のタイトル獲得へ向けて発進した。
「堅実な試合だった。これは大会初戦であり、僕は堅固なプレーを心がけ、リズムをつかもうと努めた」とナダル。「いいプレーができた瞬間もあればそうでもなかった瞬間もあったが、重要なのは勝つことであり、僕はストレートで勝った。いいフィーリングを得た瞬間も多々あったよ」。
ナダルはこのまま勝ち上がっていけば、4回戦で第9シードのロジャー・フェデラー(スイス)、準々決勝で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する可能性のある厳しいドローを引き当てた。ナダルは3回戦で、同胞の第26シード、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。ベルダスコはピエール ユーグ・エルベール(フランス)を7-6(5) 6-1で下した。
世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス)が129位の予選勝者、バセック・ポスピショル(カナダ)に驚きの黒星を喫した翌日、2位のジョコビッチはカイル・エドマンド(イギリス)と2回戦を戦い、6-4 7-6(5)で倒して初戦を突破した。フェデラーはナイトマッチでステファン・ロベール(フランス)と対戦する。
そのほか、第4シードの錦織圭(日清食品)がダニエル・エバンズ(イギリス)を6-3 6-4で退けた。
「厳しい試合だった。彼はこのところいいプレーをしている選手だ。アグレッシブにプレーしているとき、彼は本当にタフな相手になる」と試合後、錦織は言った。「でも僕は最初のポイントから最後まで、とてもうまくやってのけることができたと思う。これは、いいスタートだった」。
錦織は3回戦で第25シードのジル・ミュラー(ルクセンブルク)と対戦する。ミュラーは15本のサービスエースを放ちつつ、イリ・ベセリ(チェコ)を7-6(1) 6-1で倒した。
また第12シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がミカエル・ユーズニー(ロシア)を6-4 6-0で、第18シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はファクンド・バグニス(アルゼンチン)を7-6(10) 6-3で下した。(C)AP(テニスマガジン)