学生時代にソフトボールを経験「最後の気持ちで見ていた」 女子ゴルフの渋野日向子(サントリー)が、東京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表を祝福した。28日、楽天スーパーレディースの前日会見に出席。学生時代にはソフトボールに打ち込ん…

学生時代にソフトボールを経験「最後の気持ちで見ていた」

女子ゴルフの渋野日向子(サントリー)が、東京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表を祝福した。28日、楽天スーパーレディースの前日会見に出席。学生時代にはソフトボールに打ち込んでいたこともあり、会見にはハイテンションで登場。「ずっと泣いてました」「パリ五輪で復活させてほしい」と思いを語った。

 ソフトボール日本代表は、27日の決勝で米国に2-0で勝利。08年北京五輪以来、13年ぶりの開催となった競技で、見事に金メダルを獲得した。小学生時代にソフトボールに打ち込んだ渋野は、練習ラウンドを終え、部屋で1人テレビ観戦していたという。

 会見にハイテンションで登場した渋野は、報道陣に祝われ「ありがとうございます、っておかしいけど(笑)」と笑顔。「3年後(パリ五輪)はソフトボール競技がなくなる。これが見るのが最後という気持ちで見ていました」と観戦中の心境を語った。

 渋野の憧れの存在、39歳の上野由岐子投手は予選から相手の金属バットを折るなど好投。決勝でも北京五輪に続いて胴上げ投手となった。「試合中から半泣きでした」「上野さんの涙でギャン泣きですし、監督同士でハグしているところでも泣いちゃうし、ずっと泣いてました」と大きな感激を受けたようだ。

 自身は東京五輪の出場権を逃したが、24年パリ五輪へのモチベーションは高まっている。「オリンピックに出場している選手からモチベーションはいただいている。パリ五輪でソフトボール復活させてほしい。純粋にそれだけをお願いしたい」とお願いしていた。(THE ANSWER編集部)