「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのアンディ・マレー(イギリス)が予選勝…

 「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのアンディ・マレー(イギリス)が予選勝者のバセック・ポスピショル(カナダ)に4-6 6-7(5)で敗れる波乱が起きた。試合時間は1時間50分。

 マレーはポスピショルとの5度目の対戦で初黒星。過去4度はすべてマレーのストレート勝利だった。前回の対戦は2015年7月のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の準々決勝で、マレーが6-4 7-5 6-4で勝っていた。

 ポスピショルは3回戦で、同じく予選勝者のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と対戦する。ラヨビッチは2回戦で、第30シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)を6-2 4-6 7-6(2)で下しての勝ち上がり。

 マスターズ1000の大会で過去14度タイトルを獲得しているマレーだが、今大会は12年連続出場で2009年の準優勝が最高成績。昨年は3回戦で、フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)に4-6 6-4 6-7(3)で敗れていた。

 2016年の年間ナンバーワンに輝いたマレー。前週のドバイ(ATP500/ハードコート)では決勝でフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)を6-3 6-2で破り、今季初優勝を果たしたばかりだった。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)