錦織圭、勝負強さ発揮しフルセットで世界65位に勝利7月27日、東京オリンピック…
錦織圭、勝負強さ発揮しフルセットで世界65位に勝利
7月27日、東京オリンピックのテニス競技4日目、男子シングルス2回戦が行われ、前回のリオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得した錦織圭(日清食品/世界ランク69位)は、マルコス・ギロン(アメリカ/同65位)と対戦。7-6(5)、3-6、6-1のフルセットで下し、3回戦進出を果たした。
【画像】東京オリンピックテニス競技 男子シングルスドロー(組み合わせ)
2008年の北京大会から今大会で4大会連続のオリンピック出場となった錦織は、今大会の初戦で、世界ランク7位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に6-3、6-4のストレートで勝利。2018年のツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」ラウンドロビンでのロジャー・フェデラー戦以来、約2年8ヵ月ぶりにトップ10から勝利を挙げている。また、マクラクラン勉(イカイ)と組んだ男子ダブルスでベスト8に進んでいる錦織にとって、この日で4日連続の試合。タフなスケジュールとなった。
第1セット、錦織は第2ゲームでピンチを迎えたものの、今大会好調のサーブでこれを守り切ると、直後のゲームでブレークに成功。初戦に続いて、先にリードを奪った。第6ゲームではストロークのミスが続いて、サービスゲームを破られたが、6-6で突入したタイブレークを制し、第1セットを奪った。
錦織は、粘り強く返球してくる相手に対し、第2セットで2度のブレークを許して、今大会初めてセットを落としたが、ファイナルセットでは持ち前の勝負強さを発揮。第1ゲームでギロンのサービスゲームを破ると、第5、第7ゲームでもブレークに成功し、2時間超えの試合を制した。
3回戦で錦織は、イリヤ・イバシュカ(ベラルーシ/同66位)と対戦する。