東京オリンピックのグループC第2節、U-24オーストラリア代表vsU-24スペイン代表が25日に札幌ドームで行われ、スペ…

東京オリンピックのグループC第2節、U-24オーストラリア代表vsU-24スペイン代表が25日に札幌ドームで行われ、スペインが0-1で勝利した。

初戦で1人少ないアルゼンチン相手に2-0の金星を収めたグループ首位のオーストラリアは、2戦連続金星を狙う難敵との一戦に向けて全く同じメンバーを起用。2アシストを記録したミッチェル・デューク、キャプテンのトーマス・デンとJリーグファンにお馴染みの2選手が引き続きスタメンを飾った。

一方、有力な優勝候補に挙がるスペインはエジプトとの初戦をまさかのゴールレスドローで終えた。さらに、同試合ではセバージョス、ミンゲサの2選手がいずれも負傷交代するアクシデントに見舞われた。その逆風を勝利で追い風に変えたいチームは、初戦から先発5人を変更。サイドバックをミンゲサ、ミランダからオスカル・ヒル、ククレジャに入れ替えたほか、中盤はセバージョス、メリノに代えてスビメンディ、ソレール。前線はアセンシオに代わってハビ・プアドが起用された。

エジプト戦に続き立ち上がりからボールの主導権を握ったスペインは相手を押し込んでいく。[4-4-2]のコンパクトな守備陣形を崩すべく、ペドリやダニ・オルモ、最前線に入るオヤルサバルを起点にライン間でボールを引き出しながら攻撃を展開する。

なかなか効果的な形でフィニッシュまで至らないものの、20分付近に続けて決定機を創出する。

まずは19分、右サイドからのクロスの流れでボックス手前のペドリが果敢に右足を振るが、このシュートはGK正面。続く21分にはプアドからのスルーパスに抜け出したオヤルサバルがボックス左から得意の左足を振るが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。

前半半ばから終盤にかけても70%近いボール支配率と共に相手陣内でのプレーを見せるスペインは、幾度かフィニッシュの形を作り出すが、エジプト戦同様に最後の精度を欠く。オーストラリアに1本もシュートを打たせなかったものの、攻撃に停滞感が漂う中で前半終了のホイッスルを聞くことになった。

互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はなし。前半同様にオーストラリアの堅守に手を焼くスペインは53分、右サイド深くへの長いボールを収めたダニ・オルモからマイナスのパスを受けたオヤルサバルが2人のDFを相手にカットインからフィニッシュまで持ち込むが、左足のシュートは枠を捉え切れない。

攻撃に変化を付けたいスペインは57分、プアドを下げてブライアン・ヒルを投入。圧倒的な個での打開力を誇るレフティを左ウイングに配置した。さらに、68分にはソレールに代えてアセンシオ、76分にはオスカル・ヒルを下げてラファ・ミルを投入。守備時にダニ・オルモかアセンシオが右サイドバックのポジションを埋めるも、ほぼ2バックの形でゴールをこじ開けにいく。

すると、この交代策が待望のゴールをもたらす。81分、相手陣内右サイドに張ったアセンシオが左足に持ち替えて正確なクロスを供給すると、ゴール前で競り勝ったオヤルサバルのヘディングシュートがゴール左隅に決まった。

一方、耐え切れずにゴールを割られたオーストラリアは直後にデンを下げてアタッカーのダゴスティーノを投入し、反撃を開始。ロングスローやパワープレーでゴールをこじ開けにいくが、GKウナイ・シモンを中心とする相手の守備陣にことごとく撥ね返された。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、2戦連続最後の局面で苦しんだスペインがオーストラリアとの接戦を制し、今大会初勝利と共にグループC首位に浮上した。

なお、28日に埼玉スタジアム2002で行われる最終節ではスペインが3位のアルゼンチン、オーストラリアが最下位のエジプトと対戦する。

U-24オーストラリア代表 0-1 U-24スペイン代表

【スペイン】

オヤルサバル(後36分)