24日、東京オリンピック(女子)グループE第2節のなでしこJAPANvsイギリス女子代表が札幌ドームで行われ、0-1でイ…

24日、東京オリンピック(女子)グループE第2節のなでしこJAPANvsイギリス女子代表が札幌ドームで行われ、0-1でイギリスが勝利を収めた。

なでしこジャパンはドローに終わったカナダ戦からスタメンを5人変更した。田中を最前線に置き、長谷川をトップ下で起用する[4-2-3-1]を採用。杉田が左のサイドハーフに入り、右には初戦に続き塩越が入る。林と中島がダブルボランチを組み、エースの岩渕はベンチスタートとなった。

一方のイギリスは快勝したチリ戦からスタメンを4人変更。[4-3-3]は変わらず、中盤の三角形を1ボランチから2ボランチにして臨んだ。

中盤に厚みを持たせたためか、序盤は日本がボールを保持する時間が続く。セカンドの回収率も良く、主導権を握ってゲームを進めた。

12分にはFKのこぼれ球を林が叩くも、枠を捉えられず。林は直後にもサインプレーからロングシュートを放ち、積極的な姿勢を見せる。

イギリスも次第にサイドを攻略し始め、クロスからボックスに侵入する回数が増加。ただ、日本も落ち着いて対応し、決定的なフィニッシュシーンは作らせない。

日本は33分に田中がボックス手前からミドルを放つも枠を捉えられず。セットプレーではサインプレーを多用し、35分のFKも小さく出してから長谷川が敵陣中央から右足で狙った。

ゴールレスで迎えた後半はイギリスが最初にチャンスを創出。深い位置まで侵入せずに早い段階で放り込む回数を増やし、ホートンのクロスにホワイトがヘディングで合わせるも、オフサイドの判定となった。

流れを取り戻したい日本は55分に塩越を下げて籾木を投入。だが、勢いは依然としてイギリスサイドにあり、連続CKを含めて日本を押し込み続ける。

64分にはまたもやセットプレーから高さを生かして好機を作り、最後はこぼれ球に反応したホートンがボックス手前から狙うも、クロスバーを越えた。

日本は68分に林、田中に代えて三浦、遠藤を送り出すも、流れを手繰り寄せられない。71分にはウォルシュにミドルを浴び、ヒヤリとさせられた。

そして迎えた74分、均衡を破ったのは攻め続けたイギリスだった。キム・リトルが右の高い位置で粘ってリターンパス。ブロンズがソフトなクロスをニアへ送ると、GK山下の前に入り込んだホワイトがバックヘッドで合わせて待望の先制点を奪った。

追い付きたい日本は中島に代えてエースの岩渕を投入。ミドルゾーンでタメを作り、徐々にマイボールの時間を増やしていく。それでも、シュートシーンは増えず、87分の籾木のミドルは相手にブロックされた。

最後まで維持を見せようとする日本に対し、イギリスもカウンターで牽制。以降は互いにネットを揺らせず、0-1でタイムアップ。日本はグループステージ突破に向けて厳しい敗戦となった。

一方のイギリスはホワイトの2戦連続弾を守り切って2連勝を達成。決勝トーナメント進出を決めた。

グループEのもう1試合はチリ女子代表とカナダ女子代表が対戦した。

前半にはベッキーがPKを失敗するも、39分にはクロスのこぼれ球を拾って名誉挽回のゴールを奪う。後半の立ち上がりにもプリンスのスルーパスに反応したベッキーが再び決めて2点差に。

チリは57分にPKを獲得すると、アラヤがGKの逆を突いて左隅に沈めて1点を返す。これがチリにとってのオリンピックでの記念すべき初ゴールとなった。

試合はそのままカナダが逃げ切ってタイムアップ。勝ち点を4に積み上げた。

なでしこJAPAN 0-1 イギリス女子代表

【イギリス女子代表】

ホワイト(後29)