右肘靱帯(じんたい)断裂からの復活を目指す日本ハム斎藤佑樹投手(33)は21日に鎌ケ谷で行われたイースタン・ロッテ戦に…
右肘靱帯(じんたい)断裂からの復活を目指す日本ハム斎藤佑樹投手(33)は21日に鎌ケ谷で行われたイースタン・ロッテ戦に7回からリリーフ登板。1回1安打1四球1失点、今季2度目となる実戦登板で直球の最速は138キロだった。

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直球系120キロ台の今季初登板・・・どうなる斎藤佑樹 https://cocokara-next.com/athlete_celeb/yukisaito-first-pitch/
今後の一軍復帰を見据えて選んだ勝負球はツーシームだった。1点リードの7回に登板した斎藤は先頭の高部をツーシームで二ゴロに打ち取ると続く西巻には四球を与え二盗を許すと、1番・和田を再びツーシームで二ゴロに打ち取る。二死三塁で迎えた小川には中前適時打を浴び、1点を失うも、最後は同じくツーシームで遊ゴロに打ち取ってみせた。
この日、奪った3つのアウトはすべてツーシームで奪ったとあって、「バッターの手元で動いていた。自信を持って使っていこうかなと思う」と希望を見出していた。
前回の登板では直球の球速が主に120キロ台後半だったことで、「大丈夫か」と注目を集めていた斎藤。この日の最速は138キロと前回の132キロより球速は段々と上がってきている。しかし、一軍バッターに対して対応できるのかといえば心もとないのも事実だ。
また斎藤はこれまでもカットボールやツーシームを用いて「打たせて、取る」ピッチングを常に模索してきた経緯がある。しかしそこにある課題を指摘するのはプロ野球OBだ。
「ツーシームなど手元でわずかに動く球でゴロを奪うというものは、打者に振らせる必要があるために、やはりある程度の直球の球速、球威が必要となる。今の斎藤の状態では一軍レベルではまだまだ厳しいのではないか」

直球があってこそ、キレのある変化球も生きる。まずは直球の速度をさらに上げることが求められるという。
また、現在の球界のピッチングのトレンドは「高速化」。すでにメジャーでは打球を上げる「フライボール革命」が進み、バットにコンタクトさせないという狙いの下で、スピードの出るフォーシームと高速スライダー、高速スプリットを中心に投球を組み立てるのが主流になっていて、日本球界にもその流れは急速に浸透。斎藤の言う「バッターの手元で動く球」はトレンドの潮流からは外れているのが現状だ。
それでも復活への道を歩む斎藤に関して栗山監督は「もがき苦しむ中でああやって前に進んでいく姿こそが今の時代は一番必要。周りがどうこう言うとか、そんなの何も関係ない。努力して泥まみれになっている姿で頑張るというところがまず第一」と理解を示す。
一方で今年でプロ11年目を迎える斎藤に「結果」が求められているのも事実。再び、夏の甲子園の季節もめぐってきた。あの輝きをまた取り戻すことはできるのか。斎藤の挑戦は続く。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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