アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで9日に開幕する「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月9~19日/賞金総額699万3450万ドル/ハードコート)の男子シングルス・ドローが発表された。 世界1位のアンディ・マレー(…

 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで9日に開幕する「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/3月9~19日/賞金総額699万3450万ドル/ハードコート)の男子シングルス・ドローが発表された。

 世界1位のアンディ・マレー(イギリス)、2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、3位のスタン・ワウリンカ(スイス)、5位の錦織圭(日清食品)をはじめ、トップ10から4位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を除く9選手が出場する。1月の全豪オープンで18度目のグランドスラム優勝を飾ったロジャー・フェデラー(スイス)は第9シード、準優勝のラファエル・ナダル(スペイン)は第5シードで出場し、マレー、ジョコビッチとともに“ビッグ4”が顔を揃える大会となった。

 錦織は第4シードをつけ、初戦がBYE(免除)で2回戦からの登場となる。対戦相手はダスティン・ブラウン(ドイツ)とダニエル・エバンズ(イギリス)の勝者。

 錦織はドローのボトムハーフ(下半分)の上半分におり、錦織の次にシード順位が高い選手はマリン・チリッチ(クロアチア)となる。両者は勝ち上がった場合、準々決勝で対戦する。

 また、ドローのボトムハーフ(下半分)の下半分には、グランドスラム優勝経験者が4人顔を揃えることになった。第2シードのジョコビッチ、第5シードのナダル、第9シードのフェデラー、そして、第31シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)だ。

 この4分の1ブロックにはほかに第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)、19歳で第18シードのアレクサンダー・ズブレフ(ドイツ)もいる。

 ナダルとフェデラーは4回戦で、デル ポトロとジョコビッチは3回戦で顔を合わせる可能性がある。

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【男子シングルス・ドロー表(シード選手のみ)】※シングルスは96ドロー、以下はシード選手のみ ※[ ]数字はシード順位

アンディ・マレー(イギリス)[1]フェリシアーノ・ロペス(スペイン)[30]

パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)[21]ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)[16]

ダビド・ゴファン(ベルギー)[11]アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)[22]

パブロ・クエバス(ウルグアイ)[27]ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)[7]

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スタン・ワウリンカ(スイス)[3]フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)[28]

イボ・カルロビッチ(クロアチア)[19]トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)[13]

ガエル・モンフィス(フランス)[10]ジョン・イズナー(アメリカ)[20]

ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)[29]ドミニク・ティーム(オーストリア)[8]

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マリン・チリッチ(クロアチア)[6]マルセル・グラノイェルス(スペイン)[32]

ジャック・ソック(アメリカ)[17]グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[12]

ルカ・プイユ(フランス)[14]サム・クエリー(アメリカ)[23]

ジル・ミュラー(ルクセンブルク)[25]錦織圭(日本/日清食品)[4]

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ラファエル・ナダル(スペイン)[5]フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)[26]

スティーブ・ジョンソン(アメリカ)[24]ロジャー・フェデラー(スイス)[9]

ニック・キリオス(オーストラリア)[15]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[18]

フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)[31]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[2]

(テニスマガジン/Tennis Magazine)