今回は、「18ホールまで集中力が続かない!集中力を保つ考え方」をテーマに書いていきます。知っての通り、人間の集中力には限界があります。18ホールずっと集中力を切らさずにプレーするのは難しい。という事で、18ホールを如何に効率良くプレーでき…
今回は、「18ホールまで集中力が続かない!集中力を保つ考え方」をテーマに書いていきます。
知っての通り、人間の集中力には限界があります。
18ホールずっと集中力を切らさずにプレーするのは難しい。
という事で、18ホールを如何に効率良くプレーできるか説明したいと思います。
18ホール集中する事は難しい【15.45.90の法則】
まず実際問題として、18ホール全て集中力全開でプレーするのは不可能です。それはどんなアマチュアだろうが、メジャー覇者だろうがです。
18ホールのプレー時間は大体4時間(ハーフ2時間)です。昼食を挟むとは言え、2時間ぶっ続けで集中は無理に近い。
集中時間に関して、【15.45.90】の法則というものがあります。人間の本当に集中した状態は15分が限度。
「超集中状態」じゃない「普通の集中時間」で言えば時間は伸び、子供で45分。
大人でも90分が限界と言われています。
だから学校での子供の授業は45分なんだな~と納得しました。
大人で90分。これを聞くとハーフなら120分だから頑張れば行けるのでは?と思いますが、個人的に90分は全然無理だと思います。
限りある集中タイム。これをどう効率良く使用するかが鍵になってくると思います。
集中するポイントとそうでないポイント(余裕)を作る
集中するポイントと抜くポイントを意図的に作る。
そうする事で無駄を省く事ができます。
よくプロが勝負所と言う時がありますが、当然勝負所では集中力を最大限に上げなければならない。
反対にどうでも良い所で変に時間を掛け、無駄な集中力を浪費する人もいる。
勝負所とそうでない所、そこのジャッジが上手くなれば疲労も減り、脳の疲労も減るのでプレーに余裕ができるようになります。
では以下より具体的な例を挙げていきます。
ロングパットは「あの辺」で良い
まずは集中しなくて良い例から。個人的に僕は、ロングパットはほとんど集中力を使っていません。
ロングパットが大切なパットではないのか?となればそんな事はありません。
しかし、ロングパットはカップに入れる一打ではない。
目的は距離を合わせるだけです。
次のパットが入りやすくなる距離に寄せれば良いだけ。だから傾斜をざっと見て、後は強弱をざっと決めるだけ。
ですので僕は、ロングパットはショートパットに比べて相当早いですね。
反対に「入れ頃外し頃」のパットには集中力をかけます。
スコアに直結する部分ですし、外し頃である以上油断していられない。
ロングパットはざっと読み、ショートパットは集中力を全力で使う。
ここは自身でも決めていて、ずっと反復しているので意識しないでもそんな風に動きます。
ドライバーもフェアウェイが広ければ適当に打てば良い
続いてはドライバーです。ドライバーに至っても、集中するポイントとそうでないポイントを決めます。
簡単な話、フェアウェイが広い時はさっと構えてさっと打ちます。目標を狭める必要もないし、わざわざ時間を掛ける意味もないと思ってます。
反対にドッグレッグのホール(コースがどちらかに曲がってる)は落とし所によってセカンドショットの位置が大事になるので、ティーアップの位置から意識します。
曲がっていなくても、フェアウェイが極端に狭かったり、自分の飛距離の位置にバンカーや池があれば、やはり集中して落とし所、番手選びを決めないとならない。
しかしそれ以外のドライバーは本当にずぼらです。フェード打ちなのでティーアップは右寄りで、後は何も考えずに打っています。
ドライバーにしろパターにしろ、集中するポイントを決め、後は反復するように動いていれば体が勝手に反応するようになります。
決めて反復する事。これで意図的に集中力を操れると思っています。
まとめ・集中力の配分を考えよう
という事でまとめます。
本来なら全弾、全打席集中したいですよね。
しかしライ、風、番手選び、グリーンの状況を逐一計算していたら時間がいくらあっても足りない。
考える事が多すぎるゴルフだからこそ取捨選択。何を切離すかが重要。
超集中状態はわずか15分です。
1ラウンド丸ごと集中する事は諦めましょう。例えば打った球の地点に行くまでの道中、景色を眺めたりして一旦気持を解放するのも効果的だと思います。
[文:レジャーゴルフのサイト【Caddy(キャディ)】]
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