■新潟とドローで京都が首位奪還 前節終了時点で2位の京都サンガF.C.はホームで、3位のアルビレックス新潟との上位対決…
■新潟とドローで京都が首位奪還
前節終了時点で2位の京都サンガF.C.はホームで、3位のアルビレックス新潟との上位対決に挑んだ。34分に左サイドバック荻原拓也のプロ初ゴールで先制するが、77分に高木善朗に同点弾を許す。1対1で勝点1を分け合うこととなったが、京都は磐田を得失点差で上回って首位に返り咲いている。
4位のFC琉球は、大宮アルディージャとのアウェイゲームに臨んだ。樋口靖洋監督率いる琉球は、ケガ人が続出している。この試合ではFWの上原慎也が、左サイドバックで出場した。
開始8分、その上原が豪快な右足ボレーを決めて先制する。リードした琉球は前半途中に主将でボランチの上里一将が負傷交代し、最前線で存在感を示していた阿部拓馬も前半だけで退く。50分にPKで追いつかれたものの、78分に赤嶺真吾のヘディングシュートでリードを奪う。
ところが79分、バックパスをさらわれたところから被弾し、またしても追いつかれてしまう。ホームの大宮が粘り強く戦ったが、琉球からすれば勝点3を取り損ねた一戦と言える。試合後の樋口監督は「終わってみれば妥当な結果かなと思います」と話したが、上位3チームとの勝点差を詰めたかったというのが本音だろう。
■昇格争いは8位まで、残留争いは16位以下のサバイバル
順位表のトップハーフを見ると、首位の京都から8位の長崎までが勝点8差となっている。9位の東京ヴェルディは勝点35で、首位の京都、2位の磐田とは勝点13差となっている。
東京VがJ1昇格争いに加わるには、再開後のリーグ戦で自分たちが勝点を取りこぼさず、上位陣が停滞することが条件となる。上位陣との直接対決も確実に勝っていくことが必要で、東京Vが勝点13差を埋めるのは簡単ではない。現実的には京都、磐田、新潟、琉球、ヴァンフォーレ甲府、山形、FC町田ゼルビア、それに長崎の8チームが、J1昇格争いを繰り広げていくと考えていいだろう。
ボトムハーフへ目を移すと、J3降格枠の19位以下はギラヴァンツ北九州(勝点19)、愛媛FC(同19)、大宮(同18)、SC相模原(同16)となっている。
18位以内でJ2残留圏にいるチームも、安閑としてはいられない。18位のザスパクサツ群馬と17位の栃木SCは勝点21、16位の松本山雅FCは同22で、最下位の相模原とは2勝分の勝点差しかない。
すでに栃木が、元日本代表FW豊田陽平らを獲得して立て直しに着手している。J3降格を回避したいその他のチームも、中断期間に補強に動く可能性がある。リーグ戦が行なわれていなくても、各チームの動向から目を離すことはできない。