U-24フランス代表は16日、韓国のソウルで行われた国際親善試合のU-24韓国代表戦に臨み、2-1で逆転勝利した。 東京…

U-24フランス代表は16日、韓国のソウルで行われた国際親善試合のU-24韓国代表戦に臨み、2-1で逆転勝利した。

東京オリンピックで日本、メキシコ、南アフリカと同じグループAに入ったフランス。

各クラブの派遣拒否によってスカッド編成に苦戦を強いられた中、何とかメンバーをかき集めたシルヴァン・リポル監督率いるチームは、東京五輪に向けて唯一のテストマッチとなる韓国との一戦に臨んだ。

注目のスタメンではGKにベルナルドーニ、4バックに右からミシュラン、サニャン、カルル、カチを起用。中盤はトゥザールがアンカーに入り、ル・フィーとオーバーエイジ枠のサヴァニエがインサイドハーフ。3トップは右からOA枠のトヴァン、ジニャックの2人にノルダンが入り、最年長のジニャックがキャプテンマークを巻いた。

一方、ニュージーランド、ホンジュラス、ルーマニアと同じグループBに入っている韓国は、オーバーエイジ枠のファン・ウィジョ、クォン・チャンフンの2選手やイ・ガンインらがスタメンに名を連ねた。

フランスは守備時にル・フィーが一列上がって[4-2-3-1]の形を取り、攻撃時は左利きのトヴァンが内に入り、右サイドバックのカチがかなり高い位置を取る右肩上がりの攻撃を仕掛けていく。

序盤は決定機まであと一歩という状況が続いたが、17分に最初の決定機を創出。右サイドのカチからのアーリークロスに反応したジニャックがボックス左からヘディングシュートを放つが、これは惜しくも左ポストを叩く。続く20分にはトヴァンが得意のカットインから左足を振り抜くが、このシュートは枠の右に外れる。

一方、守勢が続く韓国も26分にはペナルティアーク付近でボールを収めたファン・ウィジョが鋭い反転シュートを放ったが、これは惜しくもGK正面を突いた。

以降はOA枠3選手を起点に流動的な仕掛けを見せるフランスが主導権を握る。29分にはプレースキックの名手サヴァニエの正確なFKにゴール前のジニャックがドンピシャのタイミングでヘディングシュートを放つが、これは枠の右に外れる。

さらに、39分には左サイドのノルダンのドリブル突破を起点にサヴァニエが鋭いミドルシュートを放つと、前半終了間際にはジニャックが左サイドに流れて起点を作り、最後はゴール前のトヴァンが決定的なシュートを放ったが、これは惜しくもGK正面を突いた。

フランスペースも0-0で折り返した後半、韓国はハーフタイム明けに3枚替えを敢行。イ・ガンインらを下げてウォン・ドゥジェらをピッチに送り出す。

すると、韓国は相手の一瞬の隙を突いて先制点を奪う。62分、途中出場のイ・ドンジュンがボックス内でDFサニャンに倒されてPKを獲得。これをキッカーのクォン・チャンフンが冷静に流し込んだ。

このゴールで勢いづく韓国は直後の67分にもソン・ミンギュのボックス左での仕掛けからゴール前のイ・ドンギョンに絶好機が訪れるが、ここはGKベルナルドーニのビッグセーブに遭う。

一方、後半に入って攻撃が停滞し始めたフランスは69分、ジニャックやトゥザールらを下げて一気に4枚の交代カードを切る。その流れの中でキャプテンマークを引き継いだサヴァニエが得意のミドルシュートで相手ゴールに迫るなど、徐々に攻撃にリズムが生まれ始める。

そして、84分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのサヴァニエが絶妙なクロスボールをボックス左のスペースに落とすと、これを大外のバール、カチとダイレクトで繋ぐ。最後はゴール右に飛び込んだコロ・ムアニがワンタッチで押し込んだ。

さらに、同点に追いついたフランスは89分、ボックス手前で途中出場のエムブクがミドルシュートを狙うと、GKソン・ボングンがボールをはじき出すことができず、そのままゴールネットを揺らした。

そして、相手のミスから逆転に成功したフランスはこのまま韓国の反撃を凌ぎ切り、2-1の勝利を収めた。

なお、本大会前唯一のテストマッチを白星で飾ったフランスは、22日に東京スタジアムで行われるメキシコとの初戦に弾みを付けている。

U-24韓国代表 1-2 U-24フランス代表

【U-24韓国】

クォン・チャンフン(63分[PK])

【U-24フランス】

コロ・ムアニ(84分)

エムブク(89分)