GMO&サマンサカップが16日開幕 女子ゴルフの国内ツアー・GMO&サマンサカップは16日から3日間、茨城・イーグルポイントGC(6657ヤード、パー72)で行われる。15日はプロアマ戦が行われ、東京五輪代表の稲見萌寧(都築電気)が最終調整…

GMO&サマンサカップが16日開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・GMO&サマンサカップは16日から3日間、茨城・イーグルポイントGC(6657ヤード、パー72)で行われる。15日はプロアマ戦が行われ、東京五輪代表の稲見萌寧(都築電気)が最終調整した。

 賞金ランク2位の稲見は、今年5勝の強さで東京五輪代表となった。前週は3戦ぶりの予選通過で22位。プロアマ戦を終え「今日は例年に比べて暑さがマシで楽しいプロアマ戦でした。ニトリの会長と回らせていただいて、凄く明るくて面白い方だなと印象に残りました」と笑顔を見せ、今の調子について語った。

「特に悪くもなく、それなりの状態です。ショット自体はマシになってきていて、そこでパットが入るかどうかでかみ合う、合わないという状態です。(100%の)半分くらいです。コースの印象は雨が振って、フェアウェーとグリーンが柔らかい状態。距離が伸びていて長いホールもあるけど毎年伸ばし合いなので、そこで遅れをとらないようにしたい。毎日60台を出さないと勝てないと思う」

 3か月半ぶりに国内ツアーに復帰する渋野日向子(サントリー)、賞金ランクトップの小祝さくら(ニトリ)と同組。1学年下の21歳は「めちゃくちゃ楽しそうなイメージとギャラリーさんが凄く多くなりそうな感じですね」とし「ギャラリーさんがいた方が凄く盛り上がりますし、楽しいなって思います」と心待ちの様子だった。

 東京五輪は8月4日から4日間、埼玉・霞ヶ関CCで行われる。稲見は来週に1泊2日でコースを回る予定。開催まであとわずかとなったが「全然、自分では実感ないですね」と苦笑い。開会式の出席は「緊急事態宣言もあって厳しいかな」と決めかねており「五輪に向けてというより、毎週上位で戦いたい。そのためにも少しずつよくしていきたい。まずは予選通過を目指したい」と意気込んだ。(THE ANSWER編集部)