対外試合第1号も、この男だった。ソフトバンクの上林誠知外野手が5日のヤクルトとのオープン戦(北九州)で豪快な逆方向へのア…

対外試合第1号も、この男だった。ソフトバンクの上林誠知外野手が5日のヤクルトとのオープン戦(北九州)で豪快な逆方向へのアーチをかけた。

■外野ラスト1枠へ、ソフトBの“初男”がチーム1号「結果を求めていく」

 対外試合第1号も、この男だった。ソフトバンクの上林誠知外野手が5日のヤクルトとのオープン戦(北九州)で豪快な逆方向へのアーチをかけた。

 北九州のファンを喜ばせたのは、6回。カイル・ジェンセンのオープン戦初安打となる中堅への二塁打、そして川島の四球でつかんだ2死一、三塁のチャンス。

「チャンスだったので、何でもいいから走者を還すことができればいい」

 打席に入った上林は、ヤクルト3番手・平井の150キロの真っすぐを捉えた。フルカウントからの8球目。外角高めのボールをはじき返すと、打球は左翼席へと飛び込んだ。

「感触はなかった。(左翼手の)頭は越えるかなと思ったけど、球場が小さいので入ってくれた」と振り返った。

■豪快1号の裏にある課題…「練習と試合の打撃が全然違う」

 宮崎キャンプ中の2月19日に行われた紅白戦では、和田毅投手から、今季チーム実戦1号を放った上林。またも、チーム1号を放ち「そこは気にしていないけど、アピールしないといけない立場なので。結果が出たので良かった」と、首脳陣へのアピールにも成功した。

 課題もある。鹿児島での4日の同戦はノーヒット。この日も本塁打以外の打席は空振り三振、二ゴロ併殺、二ゴロに倒れた。「1、2打席目と全くいいところがなかった。状態は悪くないけど、練習と試合の打撃が全然違う。修正しないといけない」と納得いくところには達していないという。

 柳田悠岐、中村晃という2人の不動のレギュラーがおり、外野の枠は実質1つしか空いていない。「結果が全ての世界。結果を求めていく」。定位置奪取へ、上林は必死にアピールを続けていくしかない。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani