「マレーシア・オープン」(WTAインターナショナル/マレーシア・クアラルンプール/2月27日~3月5日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、日比野菜緒(LuLuLun)は予選から勝ち上がってきたアシュリー・バーティ(オー…

 「マレーシア・オープン」(WTAインターナショナル/マレーシア・クアラルンプール/2月27日~3月5日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、日比野菜緒(LuLuLun)は予選から勝ち上がってきたアシュリー・バーティ(オーストラリア)に3-6 2-6で敗れ、2015年10月のタシケント(WTAインターナショナル/ハードコート)以来となるWTAツアー2勝目はならなかった。試合時間は1時間13分。

 今大会に2年連続出場となった日比野は、1回戦でマリナ・ザネフスカ(ベルギー)を7-5 4-6 6-2で破って勝ち上がり、2回戦ではディフェンディング・チャンピオンで第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)の棄権による不戦勝で8強入り。準々決勝はレスレイ・カークホーブ(オランダ)を7-6(4) 6-3で、準決勝ではマグダ・リネッテ(ポーランド)を2-6 6-4 6-4で破ってキャリア3度目のツアー決勝進出を果たしていた。初出場だった前回は1回戦で、ドゥアン・インイン(中国)に4-6 2-6で敗れていた。

 この結果でバーティは、日比野とのジュニア時代からの対戦成績を4勝1敗とした。前回の対戦は2013年9月の東京(WTAプレミア/ハードコート)の予選で、バーティが7-5 6-4で勝っていた。

 20歳のバーティはシングルスでは今回がツアー初優勝。ケーシー・デラクア(オーストラリア)とのダブルスでも決勝進出を果たしているバーティは、単複2冠をかけて第4シードのニコール・メリチャー(アメリカ)/二宮真琴(橋本総業ホールディングス)と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)