ニッポンハム・レディス第3日 女子ゴルフの国内ツアー、ニッポンハム・レディスは10日、北海道・桂GC(6763ヤード、パー72)で第3日が行われた。36位で出た23歳の小祝さくら(ニトリ)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算4アンダー…

ニッポンハム・レディス第3日

 女子ゴルフの国内ツアー、ニッポンハム・レディスは10日、北海道・桂GC(6763ヤード、パー72)で第3日が行われた。36位で出た23歳の小祝さくら(ニトリ)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算4アンダーで10位に浮上。地元・北海道の大会でさらなる巻き返しを狙う。

 小祝は前半2番でボギーを叩いたが、3番のバーディーですぐに取り返した。5、6番も連続バーディー。後半も2つ伸ばして猛追した。「ボギーから始まったけど、そこからボギーなしでできてよかった。昨日に比べてティーショットが安定して凄くプレーしやすかったです」と笑顔。「昨日はショットも練習した。スイングの軌道を意識して変えただけで凄くよくなった」と修正が効いたことを明かし、こう続けた。

「コーチに電話した時にピンだけ真っすぐ狙うのではなくて、もうちょっと頭を使ってコントロールをしてみるように言われた。(今日は)やってみました」

 約4か月優勝から遠ざかっているが、賞金ランクはトップを走っている。この日会見時点では首位と5打差だった。地元・北海道の大会で有観客となり「バーディーをたくさん獲ってギャラリーの方を盛り上げられたら。5打差くらいでも全試合チャンスがあると思っている。上の選手次第ですけど、自分もチャンスがあると思ってプレーするようにしています」とコメント。結果的に首位・若林舞衣子(ヨネックス)と7打差で逆転は厳しくなったが、全力プレーで戦い抜く。(THE ANSWER編集部)