「全仏オープン」以来ツアーを離れているラファエル・ナダル(スペイン)が、「ATP500 ワシントンDC」(アメリカ・ワシ…

「全仏オープン」以来ツアーを離れているラファエル・ナダル(スペイン)が、「ATP500 ワシントンDC」(アメリカ・ワシントンDC/8月2日~8月8日/ハードコート)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場することが明らかになった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。【実際の投稿】ラファがやってくる!大会公式がツイート

世界ランキング3位のナダルは、「全仏オープン」の準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて以来、疲労回復に専念するとして「ウィンブルドン」と「東京オリンピック」出場を見送り、8月末開幕の「全米オープン」に向けて8月中旬の「ATP1000 トロント」と「ATP1000 シンシナティ」でプレーするものと思われていた。だが、ナダルがスケジュールを変更して、8月初めに始まる「ATP500 ワシントンDC」からのワイルドカードのオファーを受け入れ、同大会に初出場することが明らかに。大会への意気込みと久しぶりの渡米について、ナダルは声明の中で思いを語った。

「初めてワシントンに行くことをとても楽しみにしているよ。一度は行ってみたいと思っていた場所に、また一つ行けることになった。またプレーできるのを楽しみにしているし、アメリカでの夏のシーズンに向けてワシントンで最高のスタートを切りたいと思っている。2019年の“全米オープン”で優勝して以来会っていなかったアメリカのファンと再会するのも楽しみだ!Vamos!」

主催者側も次のように歓迎のコメントを出している。

「史上最高のテニスプレーヤーの一人であるだけでなく、世界的なスポーツアイコンであり、影響力のあるロールモデルでもあるラファエル・ナダルを、この夏、ワシントンのコミュニティに迎えられることを、大変嬉しく思っています。スポーツのライブ観戦、コミュニティとしての一体感、そして歴史的なイベントなど、私たちが大切にしているものが戻ってきた喜びを祝う上で、ラファをはじめとする非常に層の厚いエキサイティングな選手たちがタイトルを争うこと以上に素晴らしい方法はないと思っています」

「ATP500 ワシントンDC」に第1シードで出場すると思われるナダルがタイトルを争うのは、「ウィンブルドン」で大健闘のデニス・シャポバロフ(カナダ)、フベルト・フルカチュ(ポーランド)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)をはじめ、ニック・キリオス(オーストラリア)、ヤニク・シナー(イタリア)、セバスチャン・コルダ(アメリカ)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、アスラン・カラツェフ(ロシア)、そして錦織圭(日本/日清食品)といった選手たちだ。

そんな「ATP500 ワシントンDC」に先駆けて来週から開催される「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/7月12日~7月18日/クレーコート)には、「全仏オープン」準優勝のステファノス・チチパス(ギリシャ)がワイルドカードで出場する。チチパスにとっては2回目の参戦で、昨年の大会では決勝でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に敗れていた。そのほかには、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、オジェ アリアシムらが出場予定だ。

同時期に行われる「ATP250 ニューポート」(アメリカ・ニューポート/7月12日~7月18日/グラスコート)では、元世界5位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)がワイルドカードを獲得。22歳だった2008年に出場して以来、2度目となる。2018年の「ウィンブルドン」準優勝者であるアンダーソンとともに出場するのは、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、西岡良仁(日本/ミキハウス)など。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのナダル

(Photo by Andy Cheung/Getty Images)