メキシコ・アカプルコで開催されている「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(WTAインターナショナル/2月27日~3月4日/賞金総額22万6750ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が第…

 メキシコ・アカプルコで開催されている「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(WTAインターナショナル/2月27日~3月4日/賞金総額22万6750ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が第2シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-1 7-5で下し、キャリア3番目のタイトルを獲得した。  世界ランク50位のツレンコにとって、これは2016年9月の中国・広州以来のタイトルとなる。

 「こんなふうにシーズンを始めることができて本当にうれしい。ホバート(1月/WTAインターナショナル)で準決勝に進むことができ、今、ここアカプルコでタイトルを獲ることができた」と、ツレンコは試合後に喜びを語った。これまでのところツアー大会の決勝で全勝の彼女は、「3つの決勝で3つの優勝。100%の結果ね」と満足感を見せた。  この日、ツレンコはいきなり2ブレークを果たしてスムースに第1セットを取ったが、ムラデノビッチが調子を取り戻した第2セットは、より競り合いとなった。

 ツレンコは試合を振り返り、「第2セットには、ムラデノビッチがよりいいプレーをし始め、私自身は、優勝が可能だと気づいてナーバスになってしまった。彼女はより攻撃してきて、私に自分のベストを絞り出すことを強いた」と話した。「ただ自分のテニスに集中し、全力を尽くした。勝てて本当によかった」。(C)AP(テニスマガジン)