メキシコ・アカプルコで開催された「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/2月27日~3月4日/賞金総額149万1310ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、サム・クエリー(アメリカ)が強力なサービスを駆使して、第2シ…

 メキシコ・アカプルコで開催された「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/2月27日~3月4日/賞金総額149万1310ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、サム・クエリー(アメリカ)が強力なサービスを駆使して、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)を6-3 7-6(3)で破り、優勝を遂げた。  クエリーは19本のサービスエースを決め、キャリア9番目のタイトルを獲得。そして、大会史上初のアメリカ人チャンピオンとなった。  クエリーは、優勝までの道のりで複数の優勝候補たちを破る、素晴らしい一週間を送った。第5シードのダビド・ゴファン(ベルギー)、第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)、第6シードのニック・キリオス(オーストラリア)、そして第2シードのナダルを倒したのである。  これはクエリーにとって、2016年デルレイビーチ(ATP250)以来のタイトルとなった。  2005年と2013年の大会で優勝しているナダルは、この決勝まで、アカプルコで連続14試合に勝っていた。(C)AP