7月6日(火)～7月8日(木)、千葉県・千倉海岸で行われたJPSAツアー・ロングボード第3戦「さわかみチャレンジシリーズ千倉オープン -Challenge II-」。ウィメンズクラスで田岡なつみが大会3連覇を達成。メンズクラスで塚本将也が優…
7月6日(火)～7月8日(木) 、千葉県・千倉海岸で行われたJPSAツアー・ロングボード第3戦「さわかみチャレンジシリーズ千倉オープン -Challenge II-」。ウィメンズクラスで田岡なつみが大会3連覇を達成。メンズクラスで塚本将也が優勝した。以下、大会決勝リポート。
決勝リポート
ウィメンズ
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波のサイズはモモ〜コシ、風は弱サイドオフショア（2m/s）。バックウォッシュでボヨついた、ショアブレイク気味のコンディションのなか決勝戦がスタート。ウィメンズ優勝は、吉川広夏・田岡なつみ・古家伸子・井上楓の4人で争われた。
開始5分で、吉川が4.90pt・4.00ptをスコア。沖にとどまり、ダメ押しの高得点を狙う。勢いづく吉川。それを阻んだのが、田岡だった。
3分後、千両役者はライトの波にテイクオフ。ノーズライディングから1マニューバーを決めて5.50ptをマークし、続いて4.50ptをスコア。一気にトップへと躍り出た。
昨年大会ではインサイドでの転倒が目立った田岡。「今年は絶対にコケない。そのためにトレーニングを重ねました」。たゆまぬ努力が、3連覇の結果となって現れた。
試合終了の間際、逆転を狙いライトの波にテイクオフした一方の吉川。ハングファイブ、さらにハングテンからマニューバーを決めるも、逆転は叶わなかった。
メンズ
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メンズクラス決勝は、塚本将也・西口京佑・武川慎・畑雄二の4人。
ヒート序盤、塚本が高さのあるリップを決め、5.25ptをスコア。ライバルに大きく水をあけた。
「5点持っていたので、しっかりいい波を待とうと思った」と塚本。4.65ptのバックアップスコアを出すと、西口や畑の猛攻を物ともせず、そのまま優勝を決めた。
塚本のほか、今大会で注目すべきは、プロトライアルから決勝入りした武川慎。準々決勝では、前大会覇者の井上鷹を下したブラックホースだ。弱冠15歳ながら、競技スノーボーダーとしても活躍するJPSAルーキー。その今後に注目したい。
次大会「クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ」は9月22日(水)～9月23日(木)、茅ヶ崎パーク（ヘッドランドビーチ）で開催予定。
大会結果
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ウィメンズクラス
優勝:田岡なつみ （獲得賞金20万1000円）
2位:吉川広夏
3位:井上楓
4位:古家伸子
メンズクラス
優勝:塚本将也 （獲得賞金58万1500円）
2位:西口京佑
3位:畑雄二
4位:武川慎
text by 佐藤稜馬
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