メキシコ・アカプルコで開催されている「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(WTA国際/2月27日~3月4日/賞金総額22万6750ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が第…

 メキシコ・アカプルコで開催されている「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(WTA国際/2月27日~3月4日/賞金総額22万6750ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が第5シードのクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)を7-5 4-6 6-2で下し、決勝に進出した。  もうひとつの準決勝では、第1シードのミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)が、第1セット0-5となったところで棄権したため、第7シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が決勝に進んだ。ルチッチ バローニの棄権の理由は、ウイルス性胃炎による体調不全だった。  ムラデノビッチは、2月初めにサンクトペテルブルクで優勝したばかりで、今季は好調を保っている。

 「素晴らしい選手が大勢出場している大会なので、すべてのラウンドが厳しい。皆が、この美しいアカプルコにできるだけ長くとどまりたいと願っている。私もすべての試合で力いっぱい戦ってきた」と試合後、ムラデノビッチは言った。  「体力を消耗したので、回復に努めることがもっとも重要」と言うムラデノビッチは、「きっと素晴らしい決勝になると思う」と言い添えた。(C)AP(テニスマガジン)