野球日本代表「侍ジャパン」の青木宣親外野手(アストロズ)が4日、大阪府内のグラウンドで行われた練習に参加した。この日の午…

野球日本代表「侍ジャパン」の青木宣親外野手(アストロズ)が4日、大阪府内のグラウンドで行われた練習に参加した。この日の午前中に嶋基宏捕手(楽天)がWBC出場の辞退を表明し、本番3日前にしてチームに激震が走った。代表では唯一のメジャーリーガーでチーム最年長35歳。嶋の無念を思いやるように口を開いた。

■嶋が辞退表明、チーム最年長35歳の青木「彼の思いも一緒に持っていく」

 野球日本代表「侍ジャパン」の青木宣親外野手(アストロズ)が4日、大阪府内のグラウンドで行われた練習に参加した。

 この日の午前中に嶋基宏捕手(楽天)がWBC出場の辞退を表明し、本番3日前にしてチームに激震が走った。代表では唯一のメジャーリーガーでチーム最年長35歳。嶋の無念を思いやるように口を開いた。

「嶋もみんなの前で不参加になったことをすごく悔やんでいた。彼の思いも一緒に持っていって、なんとかWBCという舞台でみんなで力を合わせて発揮したい。彼の思いを無駄にしたくない思いはあります」

 嶋の辞退をマスコミ報道で知ったというベテラン。嶋とはメールでやりとりし、直接、顔を合わせてエールを送ったという。気になる文面は何だったのか。

■無念の僚友へ青木の気遣い「嶋の野球人生をいいものにしていくには…」

「自分ら野球選手という職業で一番大事なのは体。もちろん、日本代表として出ることは意気込みを感じていたし、大切だと思いますけど。嶋の野球人生をいいものにしていくには、ここで休むことが一番、大切なこと。それはどの野球選手も分かっていること。とにかくケガを治して、気持ちを新たに前へ進んでいって欲しいなと思います」

 この日は室内練習場での打撃練習では100球以上を打ち込むなど、精力的に体を動かした。WBC開幕へ急ピッチで調整を進めている。

「(今日の練習参加は)最近スイングの量が落ちているので、こう練習ができるのはありがたいこと。他の選手はキャンプから続いているところがあるから休みも大事だが、自分の場合はもう少し振りたいなと思っていた。残り2日。その時間を大切にしたいと思っています」

 嶋の無念を胸に、2大会ぶりの世界一へ引っ張っていくつもりだ。