コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(29)がエバートンでの将来に関して、ラファエル・ベニテス新監督の意向を伺うようだ。…

コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(29)がエバートンでの将来に関して、ラファエル・ベニテス新監督の意向を伺うようだ。イギリス『リバプール・エコー』が報じている。

エバートンはカルロ・アンチェロッティ前監督のレアル・マドリー新監督就任を受け、先月30日にベニテス新監督を後任として招へいした。

これにより注目を集めるのが、アンチェロッティ前監督の肝いりでトフィーズに加入したハメスの去就だ。

ハメスはアンチェロッティ前監督退任後に、「アンチェロッティが僕を(マドリーに)連れて行くとは思わない。エバートンにもう1年残ったとしても、それでハッピーだよ」と、恩師の後を追うことなくマージーサイドに引き続き滞在する意向を明らかにしていた。

ただ、その恩師の後釜に据えられた人物が同選手の去就をより複雑なものにしている。

両者は2015年にベニテス監督がマドリーの指揮官に就任した際、約半年間共に仕事をしていたが、フィットネスに関する考え方の相違によって難しい関係だったと言われている。

また、昨シーズンは公式戦26試合出場で6ゴール9アシストと上々の数字を残した一方、細かいケガに悩まされて欠場試合が多く、そのフィットネス面を巡って再び両者の間に確執が生まれることが危惧されている。

ハメスの元には現時点でミランを筆頭にヨーロッパの複数クラブからオファーが届いていると見られており、ベニテス監督の態度次第で今夏に新天地を求める可能性が出てきている。

なお、ケガの影響でコパ・アメリカ参加を見送ったハメスは5日からエバートンのプレシーズントレーニングに参加する予定となっており、ベニテス監督と今後に向けた話し合いを行うことになるようだ。