メキシコ・アカプルコで開催されている「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(WTAインターナショナル/2月27日~3月4日/賞金総額22万6750ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのミルヤナ・ルチッチ バローニ(…
メキシコ・アカプルコで開催されている「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(WTAインターナショナル/2月27日~3月4日/賞金総額22万6750ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)がポリーヌ・パルモンティエ(フランス)を6-2 6-3で下した。ルチッチ バローニは次の準決勝で、第7シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)と対戦する。ツレンコは第3シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 7-6(5)で下した。 危なげないストレート勝ちだったが、ルチッチ バローニは、「非常に競った試合だった。スコアが見せる以上に競っていた。厳しいポイントが多かった」と言った。「このコートは彼女に合っている。彼女は私にハードワークを強いた。でも今、勝ち抜くことができてうれしいわ」。 一方、第5シードのクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)は第4シードのモニカ・プイグ(プエルトリコ)を6-2 6-2で退けた。マクヘイルにとって、これはアカプルコでの2年連続の準決勝進出となる。マクヘイルはそこで、第2シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と対戦する。ムラデノビッチはキルステン・フリプケンス(ベルギー)を6-4 6-3で退けた。 前夜にヘザー・ワトソンに対して3時間を超える熱戦を演じていたムラデノビッチは、「今朝起きたときの感じはとてもよかったわ。努力が実って3時間半の戦いに勝ったわけだから、昨夜の試合にはすごく満足した。体も、フィジオがいい仕事をしてくれたおかげで問題なかった」と話した。「今日は、昨日のサービスの問題を修正できた。昨日はダブルフォールトが20本もあったけど、今日は5本だけだった。全体的に見て、いいプレーができたし、いい試合だったと思う」。(C)AP(テニスマガジン)