アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は現在、今シーズンのサービスエースの王者だ。先週の「ATP250イーストボーン」…

アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は現在、今シーズンのサービスエースの王者だ。先週の「ATP250イーストボーン」でも、その実力を見せつけた。ATP公式ウェブサイトが報じている。【ドロー表】ウィンブルドン2021男子シングルス【実際の動画】ブブリク、1試合でアンダーサーブを7本打つ

イーストボーンで第8シードだったブブリクは、1回戦で同郷のミカエル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦し18本のサービスエースを決めて6-1、6-4で勝利した。2回戦では5本のエースを決めてイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)に勝利。準々決勝で第3シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に敗退したが、ここでも8本のエースを決めている。

先週までの今季のエース最多選手のランキングを見ると、お馴染みのメンバーであるジョン・イズナー(アメリカ)、ライリー・オペルカ(アメリカ)、イボ・カルロビッチ(クロアチア)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)らの名前が並んでいる。だがブブリクの数字は、その中でも群を抜いている。

2021年最多エースランキング

1) アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)457本、38試合

2) ライリー・オペルカ(アメリカ)331本、19試合

3) ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)323本、33試合

4) マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)313本、32試合

5) アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)301本、34試合

6) アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)294本、28試合

7) ダニール・メドベージェフ(ロシア)290本、33試合

8) マリン・チリッチ(クロアチア)289本、28試合

9) ジョン・イズナー(アメリカ)281本、14試合

10)フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)271本、33試合

世界ランキング38位のブブリクは38試合で、457本のエースを叩き出している。そして2位のオペルカ(331本、19試合)になんと120本以上の差をつけているのだ。昨シーズンはパンデミックの影響を受けて短いシーズンとなったが、ブブリクは28試合で273本のエースを決めランキングは12位だった。

彼は観客を笑わせてくれるエンターテイナー選手としても知られていて、イーストボーンの準決勝でソネゴと対戦した際、その試合中に相手の意表をつく(はずの)アンダーサーブを7本も打った。結果は笑えるものとなってしまって、アンダーサーブで6ポイントを失い、ブブリクは「ポイントが取れるまでアンダーサーブをやめないよ」とまで言っていたが、やっと1ポイントを取ることができ、結局アンダーサーブでのポイント取得率は7本中1本という効果の薄いものとなってしまった。この試合、ソネゴが6-1、7-5で勝利している。

球足の速い芝コートでは、強力なサーブを持つ選手が有利だ。「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)1回戦でブブリクはまたしてもククシュキンを倒し、2回戦では第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)をストレートで撃破して自身初の3回戦に進出。1回戦では16本の、2回戦ではなんと34本のサービスエースを決めている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「デビスカップ」決勝ラウンドでのブブリク

(Photo by Alex Pantling/Getty Images)