三菱自動車は、本社ショールーム「マイ プレイグラウンド」(東京都港区)にて「WRC展」を7月3日より開催。世界ラリー選手権(WRC)で活躍した『ランサーエボリュ−ション』(グループA仕様・レプリカ)を展示するほか、往年の名車をパネルで紹介す…

三菱自動車は、本社ショールーム「マイ プレイグラウンド」(東京都港区)にて「WRC展」を7月3日より開催。世界ラリー選手権(WRC)で活躍した『ランサーエボリュ−ション』(グループA仕様・レプリカ)を展示するほか、往年の名車をパネルで紹介する。

三菱自動車は1973年に創設されたWRCに『ランサー1600GSR』で参戦し、翌1974年のサファリラリーで初優勝を挙げた。その後、グループ4の『ランサーEX2000ターボ』、グループBの『スタリオン4WD』を経て、1988年に投入したグループAの『ギャランVR-4』では上位争いを展開。1993年に名機4G63ターボエンジンと4WDシステムを受け継いだグループA の『ランサーエボリューション』はトップ争いを演じるようになる。

1996年、フロント及びセンターのデフを電子制御化した「エボIII」で戦い、トミ・マキネンが三菱自動車初のドライバーズチャンピオンをもたらした。1999年の「エボVI」ではリヤデフも電子制御化したトリプルアクティブデフに進化させ、電子制御4WDシステムを武器にライバルのWRカー勢と互角以上のパフォーマンスを発揮。当時、前人未踏のドライバーズタイトル4連覇を達成した。その間、1998年にはリチャード・バーンズの活躍もあって三菱自動車初のマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得した。

WRC展では、ランサーエボリューション グループA仕様(2001年参戦車・レプリカ)を展示する他、WRCを戦ったマシンや、歴代ランサーエボリューションをパネル展示。三菱自動車のWRCにおける挑戦の歴史を紹介する。

会期は7月3日から9月下旬まで。営業時間は11時から18時。