現地7月1日に「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)4日目が行われ、第6シードの…

現地7月1日に「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)4日目が行われ、第6シードのロジャー・フェデラー(スイス)が3回戦進出を決めている。日本人選手はシングルスとダブルスで明暗が分かれた。「ウィンブルドン」大会公式サイトなどが報じている。【大会概要】フェデラーやマレーも出場!「ウィンブルドン」【実際の画像】ウィンブルドンに現れた双子のスパイダーマン【実際の画像】イギリス男子勢の躍進を同国テニス協会が称賛

フェデラーは元世界7位のリシャール・ガスケ(フランス)と対戦。第1セットは互いにブレークしないままタイブレークに突入したが、以降はフェデラーがファーストサーブで確実にポイントを積み重ねると、相手のサーブを破ることにも成功し、7-6(1)、6-1、6-4で勝利した。

フェデラーは試合後、「素晴らしい試合だった。今日の出来に満足しているよ。第1セットは大変だったけど、第2セットはうまくいった。第3セットも悪くなかったね。すごく嬉しいよ」と満足感を示している。

地元イギリス勢では、第29シードのキャメロン・ノリーが2回戦を突破。前日に勝利していたアンディ・マレー、第22シードのダニエル・エバンズも含めた3人が3回戦進出と、1999年(ティム・ヘンマン、グレッグ・ルゼツキー、Danny Sapsford)以来の躍進だ。また、女子では18歳の新星、ワイルドカードで出場したEmma Raducanuが初のグランドスラム挑戦で3回戦進出を決め、注目を浴びている。

そろって3回戦に勝ち進んでいる男子第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と女子第20シードのココ・ガウフ(アメリカ)は、あるポーズで話題に。ガウフは1回戦、ジョコビッチは2回戦のプレー中に、両足を180度近く開くというポーズを披露。まずガウフが試合後に自分のその姿をSNSに投稿すると、「君の動きが好きだよ」とコメントしたジョコビッチは後日、自分がほぼ同じポーズをした画像を投稿して「スパイダーマンが帰ってきた、アハハ」とメッセージ。するとガウフが自分とジョコビッチの画像を並べて「twinning(双子)」というハッシュタグを添えて反応している。

長い手足によってもともと「クモ」と呼ばれていた第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)は18歳のカルロス・アルカラス(スペイン)をストレートで下し、3度目となる3回戦進出。次戦で第32シードのマリン・チリッチ(クロアチア)に勝利すれば初めて4回戦に到達する。

そのほかには第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、第14シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)、第16シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、第17シードのクリスチャン・ガリン(チリ)、第23シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、第31シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、世界60位のニック・キリオス(オーストラリア)らが勝利。

第13シードのガエル・モンフィス(フランス)、第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は2回戦負けを喫した。

シード選手の敗退が相次ぐ女子では、この日も第3シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)をはじめ、第12シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、第15シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、第31シードのダリア・カサキナ(ロシア)が2回戦で姿を消した。スビトリーナは世界44位のマグダ・リネッテ(ポーランド)に3-6、4-6で敗れた後、「今日はメンタル的に良かったとは言えないわ。グランドスラムでは普段とは別の種類のプレッシャーがかかるけど、そうした恐怖や困難を乗り越えなければならない。でも今日はそれができなかった」と述べている。スビトリーナも敗れたことで、今大会に残っている女子トップ10の選手はアシュリー・バーティ(オーストラリア)、アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、イガ・シフィオンテク(ポーランド)の3人だけとなった。

それ以外のシード選手では、第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、全仏覇者で第14シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)、全仏準優勝の第16シード、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、第19シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、第25シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)、第30シードのパウラ・バドーサ ジベルト(スペイン)らが勝ち残っている。

日本人は、シングルスでは錦織圭(日本/日清食品)、西岡良仁(日本/ミキハウス)、日比野菜緒(日本/ブラス)がいずれも敗退。一方ダブルスでは、第14シードのマクラクラン勉(日本/イカイ)/レイブン・クラーセン(南アフリカ)ペア、第5シードの青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペア、土居美咲(日本/ミキハウス)/ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)ペアがそろって2回戦進出を果たした。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのフェデラー

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)