6月7日、東京2020オリンピックの男子ホッケーに出場する日本代表サムライジャパンのメンバーが発表された。(16選手とスタンドバイプレイヤー3選手の計19選手)
 サムライジャパンの五輪出場は1968年のメキシコ五輪以来、53年ぶりとなる。2018年のアジア競技大会(ジャカルタ)で初優勝を果たし、アジア王者として臨む大舞台。日本文化に造詣が深く、チームの合言葉に「大和魂」を掲げるオランダ人ヘッドコーチ、シギ・アイクマン氏(シギHC)の指揮のもと、金メダルを目指すサムライたちの横顔を全5回に分けて紹介する。

第1回紹介選手(4名)
・村田和麻
・田中世蓮
・落合大将
・永井祐真

村田 和麻(ムラタ カズマ)

年齢:29
生年月日:1991/11/28
出身地:富山県 、身長:175 、体重:62
出身校:大谷小学校/大谷中学校/石動高校/山梨学院大学
ポジション:FW
チーム:LIEBE栃木
所属:グランディハウス株式会社
日本代表キャップ数:120
背番号:7
シギHC評・武将に例えると:宮本武蔵
キャッチコピー:無尽蔵のスタミナを持つテクニシャン

選手紹介:FW・MFどちらでもプレーできるユーティリティープレイヤー。ドリブルスキル、シュートスキルともに高く、攻撃センスあふれるプレーで観客を魅了する。18年アジア大会決勝・マレーシア戦では同点の末に臨んだシュートアウト戦で初優勝を勝ち取るゴールを決めるなど、度胸の強さもあわせ持つ。19年秋には強豪国オーストラリアの国内リーグに参戦した。20年日本リーグベスト11。日本代表トップクラスの持久力を武器にピッチを縦横無尽に走り回る姿に注目。

田中 世蓮(タナカ セレン)

年齢:28
生年月日:1992/11/9
出身地:島根県 、身長:174 、体重:67
出身校:横田小学校/横田中学校/横田高校/立命館大学
ポジション:MF
チーム:岐阜朝日クラブ
所属:公益社団法人ぎふ瑞穂スポーツガーデン
日本代表キャップ数:103
背番号:5
シギHC評・武将に例えると:源頼朝
キャッチコピー:日本の司令塔

選手紹介:中盤の司令塔。ピッチのどこにでも顔を出す驚異的な運動量と巧みなドリブル、視野の広いパスで好機を演出する。日本リーグでは2017年、18年に2年連続で最優秀選手に選ばれた。ベスト11には17~20年まで4年連続で選出されている。一見、おとなしそうに見えるがピッチ上での負けん気は相当強い。幼い頃から選手生活を応援してくれた祖母が17年に他界。祖母に最後まで「あきらめない」(座右の銘)戦いを見せることを誓う。

落合 大将(オチアイ ヒロマサ)

年齢:27
生年月日:1994/2/9
出身地:島根県 、身長:177 、体重:69
出身校:横田高校/天理大学
ポジション:MF
チーム:LIEBE栃木
所属:北関東綜合警備保障株式会社
日本代表キャップ数:75
背番号:6
シギHC評・武将に例えると:坂本龍馬
キャッチコピー:得点力の高い中盤の大将

選手紹介:MFの選手でありながらゴールセンスの高さもあわせ持つ。明るい性格で、ポジティブな声を出してチームを鼓舞。名前のとおりリーダーシップを発揮してサムライを牽引する。18年アジア競技大会決勝では試合終了直前に値千金の同点ゴールを決めるなど、大舞台での勝負強さにも注目だ。

永井 祐真(ナガイ ユウマ)

年齢:25
生年月日:1996/3/18
出身地:岐阜県 、身長:164 、体重:54
出身校:岐阜総合学園高校/立命館大学
ポジション:MF
チーム:岐阜朝日クラブ
所属:株式会社ホンダロジコム
日本代表キャップ数:11
背番号:12
シギHC評・武将に例えると:源義経
キャッチコピー:永井家の韋駄天

選手紹介:父は男女日本代表監督経験を持つ永井祐司氏(ソニーHC BRAVIA Ladies監督)、母も元日本代表、姉は女子代表の友理、葉月(ともにソニーHC)。姉2人も五輪メンバーに選出され、1大会同一競技での3きょうだい代表は日本史上3例目とみられる。オランダ2部でのプレー経験を持つ。敏捷性の高さ、ドリブルの素早い切り返しスキル、持久力の高さを武器とするMF。強豪国の大柄な選手たちをひらりと交わす華麗なプレーに注目。