ヤンキースはいかに大谷を攻略したのか 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間1日)、敵地ヤンキース戦に「…

ヤンキースはいかに大谷を攻略したのか

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間1日)、敵地ヤンキース戦に「1番・投手」で出場したが、わずか2死しか奪えずノックアウト。5つの四死球を出し、2本の適時打を打たれるなど7失点の大乱調だった。チームは11-8で逆転勝ち。勝敗はつかなかった。ヤンキースはいかに大谷を攻略したのか。ニューヨークの放送局がブーン監督の発言を元に分析している。

 ストライクが入らなかった。大谷は立ち上がりから3連続四球で走者をためると、スタントン、トーレスに連続適時打を浴びた。なんとか2死を奪ったが、死球、押し出し四球と続いたところでマドン監督に交代を告げられた。

 安定した投球を続けていた大谷にとって今季最悪の2/3回での7失点KO。背番号17はなぜ攻略されたのか。現地放送局「スポーツネット・ニューヨーク」が紐解いている。

「ヤンキースがどのようにショウヘイ・オオタニを攻略したか振り返る」と題した記事では試合前のアーロン・ブーン監督のZoom会見をもとに記事を展開している。

試合前のブーン監督「彼は何人かを歩かせることになる」

 ブーン監督は「彼の中のストライクゾーンを少しコントロールできればと思っている」「彼は何人か歩かせることになるかもしれない」と話していたという。

 大谷攻略にはモデルがあった。昨年のポストシーズン、インディアンス戦でのシェーン・ビーバーとの対戦だった。ヤンキースは2020年のサイ・ヤング賞に輝いたビーバーから4回2/3で9安打で7点を奪った。

 記事では「あの夜、打者たちはストライクゾーンを広げるのをやめ、ビーバーに打ちやすい球を投げさせた結果、7失点させた」と回想。「そして同じアプローチ方法で、今日のビッグゲームで一流の先発投手を早々に降板させた」と続けている。

 大谷乱調の裏には、ブーン監督の明確な狙いがあったようだ。(THE ANSWER編集部)