メキシコ・アカプルコで開催されている「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/2月27日~3月4日/賞金総額149万1310ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、サム・クエリー(アメリカ)が第5シードのダビド・ゴファ…

 メキシコ・アカプルコで開催されている「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/2月27日~3月4日/賞金総額149万1310ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、サム・クエリー(アメリカ)が第5シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-2 6-3で破り、準々決勝に進出した。  昨年の大会で準決勝に進出している29歳のクエリーは、次のラウンドで前年度覇者で第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)とアドリアン・マナリノ(フランス)の試合の勝者と対戦する。  クエリーは7本のサービスエースを決め、わずか1時間あまりでゴファンを片付けた。世界ランキング11位のゴファンは、2月のロッテルダム(ATP500)の決勝でジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に敗れたものの、力強いパフォーマンスを披露したばかりのところだった。  第6シードのニック・キリオス(オーストラリア)はドナルド・ヤング(アメリカ)を6-2 6-4で下した。キリオスは次に、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)とフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の試合の勝者と対戦する。  第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)は、同胞のボルナ・チョリッチを6-3 2-6 6-3で倒した。世界8位のチリッチにとって、これは2大会連続の準々決勝進出となる。彼は次のラウンドでエルネスト・エスコンベド対スティーブ・ジョンソンのアメリカ人対決の勝者と対戦する。  日本の西岡良仁(ミキハウス)はジョーダン・トンプソンを6-4 3-6 6-0で下し、準々決勝進出を決めた。前日には第7シードのジャック・ソック(アメリカ)を破っての勝ち上がりだ。

 西岡の次の相手は、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)となった。ナダルは2回戦でパオロ・ロレンツィ(イタリア)を6-1 6-1、わずか66分で下した。ナダルはロレンツィのサービスを5度ブレークし、相手には一度もブレークポイントを与えず、自身のサービスゲームでは7ポイントしか落としていない。(C)AP(テニスマガジン)