■6月27日/J1第20節 浦和レッズ―アビスパ福岡 (埼スタ) J1第20節で、浦和レッズはホームでアビスパ福岡を2-…
■6月27日/J1第20節 浦和レッズ―アビスパ福岡 (埼スタ)
J1第20節で、浦和レッズはホームでアビスパ福岡を2-0で下し、今シーズン10勝目を飾った。5月に行われた前回の対戦では22年ぶりに福岡に敗れたが、ホームでリベンジを果たし、順位を5位まで上げてきた。
序盤から浦和が試合をコントロールする。前半11分にMF小泉佳穂のスーパーゴールで先制すると、リズムに乗って、相手にほとんどチャンスを与えなかった。
後半は相手も攻勢を強めるが、依然として浦和のペースで試合が進む。後半31分には左CKのチャンスから、DF明本考浩がニアに走り込み、打点の高いヘディングで合わせて、追加点を記録。
その後、浦和は後半38分にPKを獲得するが、ここはキャスパー・ユンカーが相手GKに阻まれる。3点目は奪えなかったものの、試合は2-0で終了し、浦和が連勝をおさめた。
◼︎ニアに走りこんだ明本「あの形は昨日の練習からやっていた」
試合後、追加点を決めた明本は、「ニアに入る形は練習からやっていた。中の入りは決まっていたし、昨日の練習からニアに行っていた。うまくボールが来て合わせられて良かったです」と、ゴールシーンを振り返った。
得点については笑顔をのぞかせたものの、明本が時間を割いて語ったのは、守備についての心構え。多数のポジションをこなせる明本は、直近の試合では左SBでの起用が目立つ。今節も左SBで先発したが、福岡の右サイドにはMFジョルディ・クルークス、DFエミル・サロモンソンが名を連ね、強固なフィジカルを誇る相手と対峙した。
「SBでは守備に重心を置いているので、やられないことを意識している。(相手の右サイドは)福岡のストロングポイントだと思うので、クロスを上げさせないように近い距離に行くことを意識した。前回の対戦ではやられているので、今日は絶対にやられないようにしようと試合に入りました」と、守備面での狙いを明かした。明本にとっては、貴重な追加点を奪い、守備でも無失点に抑えたことで、自分の立ち位置や持ち味についてさらなる手応えを感じたにちがいない。
また、リカルド・ロドリゲス監督は、「前半は支配することができたし、ゴールも取れて、狙い通りだった。後半に関しては相手が放り込んでくるのに対して、影響を受けたというか、こちらも相手に合わせる展開になってしまった。それでも、攻守ともに全体としては良い試合ができた」と、試合を振り返った。
さらに、「PKを外す場面があったりと、そのほかにも追加点を決めるチャンスは多くあった。得失点差にも影響が出てくるので、ゴールに迫った時に決め切る部分は課題。その部分を克服しながら今後も続けていきたい」と、チームの改善点を指摘。明本をはじめ、様々なポジションの選手が攻撃に絡めるのはチームの大きな強みだが、随所に訪れるチャンスをしっかり決め切ることができれば、大量得点での勝利も期待できる。
次節は7月3日にベガルタ仙台と対戦。
3位の名古屋との勝ち点差はわずか3ポイントと、3年計画の目標にもあるACL出場圏内も間近に迫っている。新戦力を続々と獲得している浦和は、強みと課題の両面からアプローチし、またひとつ躍進を遂げられるか。
■試合結果
浦和レッズ 2-0 アビスパ福岡
■得点
11分 小泉佳穂(浦和レッズ)
76分 明本考浩(浦和レッズ)
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