現地23日、今月28日に本戦開幕を迎える「ウィンブルドン」(イギリス・ロ…
現地23日、今月28日に本戦開幕を迎える「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)の予選3回戦が行われ、日本で唯一勝ち残っていた第5シードの世界116位、内山靖崇(日本/積水化学工業)が敗れた。「ウィンブルドン」公式サイトが報じている。【大会概要】錦織圭やフェデラーも参戦!「ウィンブルドン」【関連記事】内山靖崇が3回戦進出。望月慎太郎や日比万葉は敗退[ウィンブルドン予選]
内山は、3回戦で世界152位のオスカー・オッテ(ドイツ)と対戦。第1セットで先にブレークされたものの、その後追いついてタイブレークに持ち込む。ミニブレークに成功して6-3とセットポイントを得たが、そのチャンスを決めきれずに5ポイント連取されてセットを奪われてしまう。以降はブレークチャンスを得るもあと一歩及ばず、6-7(6)、3-6、3-6で敗れた。2回戦では17本ものサービスエースを決めた内山だったが、この3回戦で17本のサービスエースを放ったのはオッテの方で、内山は1本にとどまった。
内山は試合後、「ウィンブルドンは予選決勝で負けてしまいました。しかし苦しい展開を乗り越えた最初の二試合が良いきっかけになる事を信じます」とツイートしている。
この3回戦では、世界178位のジャン・ジジェン(中国)がオープン化以降、中国男子初の「ウィンブルドン」本戦出場という歴史を作った。中国男子としてトップランクに付けている24歳のジジェンは、第4シードの世界117位Francisco Cerundolo(アルゼンチン)に6-0、6-3、6-7(4)、7-6(6)で勝利。グランドスラム予選にはこれまで3度出場しながら2回戦を突破できていなかったが、4度目の挑戦にして偉業を成し遂げた。グランドスラム全体では男子シングルス本戦に出場する4人目の中国人選手になるという。ジジェンの先人たち、ウー・ディ、ジャン・ザ、リー・ジェの3人が2010年代に出場したのはいずれも「全豪オープン」だった。
2回戦で望月慎太郎(日本/Team YUKA)を破った第8シードの世界124位タロン・グリークスプア(オランダ)は、イギリス期待の18歳、Arthur Fery(イギリス)相手に2セットダウンから大逆転。3時間フルセットの熱戦を制し、2020年「全豪オープン」に次ぐ2度目のグランドスラム本戦出場を決めた。
元世界10位のエルネスツ・グルビス(ラトビア)を6-4、6-2、6-1で下した第22シードの世界138位ブランドン・ナカシマ(アメリカ)は、2020年「全米オープン」以来2度目のグランドスラム本戦行き。予選突破した選手の中では最年少の19歳だ。
女子では、肘の怪我に苦しみ、2020年「全豪オープン」を最後にグランドスラム本戦から遠ざかっていた元世界23位のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が戻ってくることに。今年の「全仏オープン」予選を途中で棄権した後、Instagramに「質問してくれたみんなに答えるわね。ええ、今もテニスは続けているわ」とメッセージを送っていた32歳のツレンコは、第12シードのワン・ヤファン(中国)に5-7、6-2、6-2と逆転勝利を飾っている。
また、2回戦で世界177位の日比万葉(日本/グラムスリー)を下していた第15シードの世界119位グリート・ミネン(ベルギー)が3回戦でも勝利し、6大会連続で本戦へのチケットを手にした。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2020年「全豪オープン」での内山靖崇
(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)