負傷者が相次いでいるサンウルブズに、宗像サニックスブルースのユーティリティBKジェイミー・ジェリー・タウランギ(23歳)が新たに加わることとなった。追加招集が正式に発表され、3月1日に合流し…

 負傷者が相次いでいるサンウルブズに、宗像サニックスブルースのユーティリティBKジェイミー・ジェリー・タウランギ(23歳)が新たに加わることとなった。追加招集が正式に発表され、3月1日に合流し、今週末のキングズ戦が開催されるシンガポールへも遠征メンバーのひとりとして帯同する予定だ。

 “ジェイジェイ”というニックネームで親しまれるサモア系ニュージーランダーのタウランギは、19歳のときにオーストラリアへ渡り、2014年にレッズでデビュー、スーパーラグビーでは12試合出場経験がある。身長180センチ、体重93キロでダイナミックな走りが魅力であり、パススキルも高く、本人はキックも得意としている。SO、WTB、FBでプレーできるが、宗像サニックス1年目だった2016-17シーズンはトップリーグ11試合に出場し(10試合先発)、すべてFBとして活躍した。

 ジェイミーの名は、父が憧れた現日本代表ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ(元ニュージーランド代表FW・日本代表FW)から名付けられたとのこと。2019年ワールドカップへ向けて日本代表入りの可能性もある注目選手のひとりになりそうだ。