今年のテニスの暑さ・汗対策はこれで決まり!!登山ブランドが技術の粋を集め画期的…
今年のテニスの暑さ・汗対策はこれで決まり!!
登山ブランドが技術の粋を集め
画期的商品を開発
世界一高い山といえば「エベレスト」。といっても、この名前は、ネパール名では「サガルマータ」(世界の頂上、大空の頭)、中国名では「チョモランマ」(世界の母神)という名前になるらしい。
“エベレスト”という名前は、歴史の教科書で学んだ東インド会社が関わっている。18世紀中ごろ、同社はインド各地の測量のために測量局を発足させた。加えて、1818年にインド大三角測量部が設けられる。その2代目の長官となったのがジョージ・エベレスト氏。その後任となった3代目の前任長官が、同氏の名前を取って、イギリスの王立地理学協会に提案。それが受け入れられて、その名前が一般化したのだという。
当時は、8,840mという報告だったが、昨年末、再計測を行った中国とネパール両国の発表によって、8,848m86cmが正確な標高ということになっている。とはいえ、地殻変動でまだ伸びているというから、近い将来、また新たな数字が発表される可能性がある。
8,848m86cm、テニスコートの全長が23.77mだから、約372コート分である。なんてことを書いても、想像すらできない…。そんな想像もできない世界では、聞いてビックリなことが多々ある。
世界一高い山、エベレスト。その高さは8,848m86cm
エベレストでは場所によっては
昼夜で寒暖差60度という
とんでもない条件もありうる
エベレストへの登頂に成功している冒険家、三浦豪太さん(父は雄一郎氏)が、ウェブサイト「NOTE」(https://note.com/miuradolphins/)に記した記述によると、場所によっては「昼間は30℃〜40℃、プラスです!そして夜はマイナス30℃。寒暖差にすると60℃ある」とのこと。近年、日本の夏は、40℃に迫ること、超えることもあるが、その夜にマイナス30℃になるというのはありえないこと。普通の人間は耐えることができない気温差だろう。
エベレストほどではないにしろ、日本にある高い山でも、それに近いような過酷な気象条件があるはず。登山用のギアは、そんな過酷な条件下でも人間の命を極力守れるように、作られているわけだ。
登山において、怖いと言われている現象の一つに“汗冷え”がある。気温や運動によって汗をかき、ウエアが濡れる。そのままにしていたら、体が冷えてしまい最悪低体温症になる。そうでなくても、体力が奪われてしまうのだという。だから「汗をいかに効率よく蒸発させるか」は重要なわけだ。
汗の処理は登山もテニスも一緒
登山ギアブランド、ミレーが開発した
インナーがすごい!
登山をする人でなくても、暑ければ汗をかくように人間の体は作られている。それは体内の温度を維持するため。体重70kgの人の場合、約100mlの汗をかくと体温を1度下げることになる計算になるのだという。
ただし! 汗をかきすぎると体温が下がりにくくなるから難しい。汗によって体温が下がる仕組みは、蒸発する際に気化熱によって体温が奪われるから。皮膚の細かい皺に汗が流れる状態が作れると気化しやすく、体温も下がりやすい。よく言う“玉の汗”、皮膚に大粒ができてしまうような状態になると、効率よく体温を下げることはできない。同様に、着用しているウエアが汗でびしょびしょになってしまうと、蒸発しづらくなり、体温は効率よく下がらない。
だから、大汗をかいてしまうような時は、適度にタオルで汗をぬぐうといいわけだ。
とはいえテニスの間に、ちょくちょく汗をぬぐうということは煩わしいし、タオルもびしょびしょになりかねない。
そんな悩める我々に、画期的なギアが誕生した。それは登山ギアブランド、ミレー(MILLET)の技術の粋を集めたインナーウエア、「ドライナミック・メッシュ」である。
暑いのにインナーを着るのか!? なんて思うなかれ。これがすごいのだ。
「ドライナミック・メッシュ」の特徴は、生地の「厚み」と大きな「網目」にある。かいた汗は、メッシュの繊維を通って重ね着した上のウェア(体にフィットしたサイズを選ぶことが重要)へと吸い上げられて拡散。ウェアは汗を吸って濡れても、ドライナミックメッシュの「厚み」によって常に肌から離れているので、肌に濡れた感覚やベタつきは最小限になるという。何より、通気性に優れた大きな「網目」によって、濡れたウェアも即座に乾燥へと向かうというのが、このギアのすごいところ。
先程、汗は皮膚の皺に伝わっていき、蒸発しやすくなると書いたが、この「ドライナミック・メッシュ」は、毛細管現象によって汗を吸い上げていき、気化させる。元は登山用だから、基本的には汗による不快感を発生させないもの、汗冷えを起こさせないものだが、効率よく汗を蒸発させるという機能は、テニスでも大きなメリットとなるはず。
本来、登山用ギアなのだからテニス・ショップでは流通しないもの。
しかし、”より良いものを消費者へ届けるべきだ”をモットーとするテニックが、同商品の質の高さに魅力を感じ、同社を通じてテニスマーケットに商品供給されるという。
商品はメンズラインに「ショートスリーブ」「3/4スリーブ」「ノースリーブクルー」とトップス3種類、「ボクサー」「3/4タイツ」とボトムス2種類、ウィメンズラインに「3/4スリーブ」「ショートスリーブ」「タンクトップ」とトップス3種類、「ショーツ」「3/4タイツ」とボトムス2種類がある。



より過酷な条件である登山用に開発されたミレー「ドライナミック・メッシュ」を、この夏、テニス用として使用してみてはいかがだろうか!?
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