【UEFA EURO2020 グループF第3節 ポルトガルvsフランス 2021年6月23日(日本時間28:00キック…
【UEFA EURO2020 グループF第3節 ポルトガルvsフランス 2021年6月23日(日本時間28:00キックオフ)】
ポルトガル対フランスの一戦、1−1で迎えたハーフタイムで両者は肩を組み、笑顔で語り合っていた。
ガレス・ベイルと共にBBCと呼ばれた3トップは、史上最高のトリデンテとの呼び声が高いものだったということだけでなく、サンチャゴ・ベルナベウのサポーターにブーイングを浴びたベンゼマをロナウドが自身のゴール後に呼び寄せ、スタンドに拍手を要求したこともある。そうやって2人は共に戦いながら憧れとリスペクトと友情で繋がった特別な関係を築いてきた。
そんな彼らがハーフタイムに肩を寄せ合って談笑し、ユニフォームの交換までするというのはとてもエモーショナルな光景だった。
そしてなにより忘れてはならないのは、彼らはトッププレイヤー中のトッププレイヤーだということだ。オンオフのメリハリの付け方や自己コントロールは、我々はおろかプロの選手であっても簡単に真似することはできない境地に達している。
■オフの時間のエモさとのギャップ
実際、後半になると47分にベンゼマがゴールを決めてポルトガルを敗退危機に追い込むと、60分にはロナウドがこの日2本目のPKを決めて2-2。これで結果的に両チームは仲良く決勝トーナメントに進出したが、ハーフタイムに穏やかな時間を共にしたからといって、決してそのままなあなあで終わった試合ではなかった。
レギュレーションによる緊迫感の減少を上回る勝負に対するプロフェッショナルな姿勢があったからこそ、その中で訪れたオフの時間に見せる人間らしい表情がエモさ抜群の風景になった。
そういうものに敏感に気付けるようになるには、選手同士の関係に興味を持ち、歴史を知っていくことが欠かせない。そうやって選手への思い入れが強まると、サッカー観戦がより素晴らしいものになっていくだろう。
■試合結果
ポルトガル 2―2 フランス
■得点
31分 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
45+1分 カリム・ベンゼマ(フランス)
47分 カリム・ベンゼマ(フランス)
60分 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)