【UEFA EURO2020 グループD第3節 チェコvsイングランド 2021年6月22日(日本時間28:00キック…

UEFA EURO2020 グループD第3節 チェコvsイングランド 2021年6月22日(日本時間28:00キックオフ)】

 オフザボールの動きの良さは守備にも表れる。19分のチェコのフリーキックの場面ではトリッキーな動きにいち早く反応し、中央から攻撃を試みようとしたことを断念させたり、53分に自陣のペナルティエリアで中央に流れてきたボールを回収したりと、決定機が生まれることを未然に防ぐ役割も果たす。

 そんなサカはまだ19歳。アーセナルでプレーする彼は、左サイドバックや右ウイングバック、インサイドハーフなど様々なポジションを経験してきた。現在の右ウイングの位置が最も脅威となるが、どのポジションも一定の水準をクリアして出場機会を得てきた。

■ヤングスターの未来が楽しみ

 そうした複数のタスクをこなすことができる、もともとの頭の良さを持っていたところに、実際に様々な経験をすることによって、こうして代表の中でも攻守に存在感を発揮する選手に成長を遂げた。2020-21シーズンのアーセナルでは、シュート、チャンスメイク、ドリブル、クロスといったアタッカーらしい項目以外に、デュエルでもチームトップの数字を叩き出し、ファン投票で過半数を獲得し、文句なしでクラブの年間MVPに選ばれている。

 3試合目でようやくのEUROデビューとなったが、パフォーマンスで一発回答。試合ごとにどんどん伸びていくヤングスターは、これからの決勝トーナメントで「出場国の中で3番目にキャップ数が少ないチーム」とガレス・サウスゲート監督自身が評する、今回のイングランド代表のポジティブな象徴になりそうだ。

■試合結果

チェコ 0―1 イングランド

■得点

12分 ラヒーム・スターリング(イングランド)

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