アラブ首長国連邦・ドバイで始まった「ドバイ・デューティーフリー選手権」(ATP500/2月27日~3月5日/賞金総額242万9150ドル/ハードコート)。 第1シードのアンディ・マレー(イギリス)は日曜日に、先月の全豪オープンでの早期敗…

 アラブ首長国連邦・ドバイで始まった「ドバイ・デューティーフリー選手権」(ATP500/2月27日~3月5日/賞金総額242万9150ドル/ハードコート)。

 第1シードのアンディ・マレー(イギリス)は日曜日に、先月の全豪オープンでの早期敗退に続き、帯状疱疹に苦しんでいたことを詳しく話したあと、今大会が始まる前にようやくベストの体調に戻ったと言った。

 帯状疱疹は、時に強い痛みをともなう皮膚の発疹だ。  「オーストラリアから戻ったあと、僕は10日から、1、2週間ほど具合が悪かった」とマレーは言った。「でも今は元気いっぱいだ。ここでプレーする準備ができていると感じているよ」。  彼はまた、「帯状疱疹にかかってしまったんだ」と明かし、「そうひどくはなかったけど、気分がいいとも言えなかった。少しの間、何をするにも加減しなければならず、トレーニングに戻ったときも、あまり無理はできなかった。でも今はすっかりよくなり、ここ2週間は、くたくたになるまで練習したよ」と言い添えた。  マレーは、その病気が全豪オープンでプレーしている間にすでに始まっていたかどうかはわからない、と言った。  世界1位のマレーは全豪オープンの4回戦で、ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に4セットの戦いの末、敗れていた。  「全豪オープンでの僕は、特にいいプレーができていたわけではなかった」とマレーは言った。「ラウンドが進むにつれ、少しずつよくなってきてはいたが、自分が望むほどよくはなかった」と振り返った。

 マレーにとって6度目の出場となる今大会。彼は1回戦でマレク・ジャジリ(チュニジア)と対戦する。過去の最高成績は2012年大会の決勝進出で、その際はロジャー・フェデラー(スイス)に敗れていた。(C)AP(テニスマガジン)