【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆今週の血統Tips 宝塚記念と有馬記念はリンクすることで…

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆今週の血統Tips

 宝塚記念と有馬記念はリンクすることで知られています。直線が短く、ラストに急な坂があり、時計の掛かる馬場で行われることが多い、という共通点があるため、両方のレースで好走する馬が珍しくありません。2000年以降、両レースを制覇した馬は7頭を数えます。ちなみに、宝塚記念とジャパンCを勝った馬は3頭しかいません。こちらはコース設定が対照的なのでリンクしづらく、ダブル制覇は2006年のディープインパクトを最後に実現していません。

 新しい阪神競馬場(2006年12月新装オープン)となってからはゼロです。1番人気が予想されるクロノジェネシスは上記の7頭のなかの1頭。なおかつ、昨年のこのレースを6馬身差で圧勝しています。父バゴは瞬発力よりもスピードの持続力に定評があるため、小回りコースや時計の掛かる馬場を得意としています。ドバイ帰りで体調が本物かどうか、当日の馬場状態がどうか、という2点が不確定要素で、このあたりをしっかり見極めたいところです。

◆今週の血統注目馬は?

・6/26 ポプラ特別(2勝クラス・札幌・ダ1700m)

 札幌ダ1700mと相性のいい種牡馬はマジェスティックウォリアー。連対率33.3%は2011年以降、当コースで産駒が20走以上した72頭の種牡馬のなかで第2位。当レースにはオレンジペコが登録しています。「母の父キングカメハメハ」も札幌ダ1700mでは連対率30.4%と成績抜群。このコースに向いた血統構成です。オレンジペコ自身、札幌ダ1700mでは3戦3連対。今回はチャンスでしょう。

 (文=栗山求)