ハンガリー・ブダペストで開催されている「ハンガリアン女子オープン」(WTAインターナショナル/2月20~26日/賞金総額25万ドル/室内ハードコート)のシングルス準々決勝で、地元選手で第1シードのティメア・バボス(ハンガリー)が第7シー…

 ハンガリー・ブダペストで開催されている「ハンガリアン女子オープン」(WTAインターナショナル/2月20~26日/賞金総額25万ドル/室内ハードコート)のシングルス準々決勝で、地元選手で第1シードのティメア・バボス(ハンガリー)が第7シードのオセアン・ドダン(フランス)を6-4 2-6 6-1で下して準決勝に駒を進めた。

 母国の期待を一身に背負うバボスは、「気持ちを強くもって戦わなければならなかったわ。最後のゲームは本当にきつかった。彼女はどんなフリーポイントも与えてはくれず、アグレッシブな姿勢を保ちながら戦い続けなければならなかった」と試合を振り返った。

 また第2シードのルーシー・サファロバ(チェコ)は予選勝者のアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-3 7-5で下した。

 第3シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)は第5シードのヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-1 7-5で破り、同国対決となった第8シードのアニカ・ベック(ドイツ)とカリナ・ビットヘフト(ドイツ)の対戦は、ビットヘフトが6-1 6-1で勝利した。

 「今日のプレーには本当に満足している」とビットヘフト。「アニカとは長いこと対戦していなかったけれど、スコアが見せるより厳しい試合だった。準決勝に進出できて本当にうれしいわ」。

 これで4強が出揃った。準決勝の顔合わせは、バボス対ゲルゲス、ビットヘフト対サファロバとなっている。(C)AP(テニスマガジン)