ハンガリー・ブダペストで開催されている「ハンガリアン女子オープン」(WTAインターナショナル/2月20~26日/賞金総額25万ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、地元選手で第1シードのティメア・バボス(ハンガリー)が第3シード…
ハンガリー・ブダペストで開催されている「ハンガリアン女子オープン」(WTAインターナショナル/2月20~26日/賞金総額25万ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、地元選手で第1シードのティメア・バボス(ハンガリー)が第3シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)を7-5 6-1で倒し、決勝に進出した。
「正直に言うけど、私はこの試合でやや怖気づいていた。それは私がすべてのチャンスをつかまなかった第1セットに現れていたと思う。でもそのあと、私は自分に怒りを感じ、よりアグレッシブにプレーするよう努めた。そしてそれがうまく機能したの」と試合後、バボスは言った。
「今年のスタートは厳しいものだったけど、下を向かず、前向きに考えようと努め続けた。母国の観客の前で感情を見せること。それが私が待ち望んでいたことだった。ブダペストが、私のシーズンの流れをよい方向へ変えてくれたわ」
一方、もうひとつの準決勝では第2シードのルーシー・サファロバ(チェコ)がカリナ・ビットヘフト(ドイツ)を6-4 6-3で下し、トップ2シードによる決勝が実現した。
「今日はおそらく経験が助けになった。私もベテランと呼ばれる歳になったから。久しぶりに決勝に進めて本当にうれしい」とサファロバは満足感を覗かせた。(C)AP(テニスマガジン)