井上とドネアが交流する場面をトップランク社が公開 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は、19日(日本時間20日)に米ラスベガスでIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦に臨む。米国に渡…

井上とドネアが交流する場面をトップランク社が公開

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は、19日(日本時間20日)に米ラスベガスでIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦に臨む。米国に渡った井上のもとを、5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が訪れたようだ。プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社が2人の様子を動画で公開。海外ファンからは「真の勇者たち」「また戦って」などと反響が寄せられている。

 互いにリスペクトする様子が伝わってくる映像だ。室内で黒いマスクをつけた井上がドネアを見つけた。柔らかい表情で近づき、グータッチ。ドネアからは日本語で「ガンバッテ!」とエールを送られている。2人は並び、笑顔で拳を握りポーズ。ドネアが先月奪取したWBCのベルトを肩にかけると、井上は冗談っぽく引き寄せようとする仕草も見せていた。

 2019年11月7日、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で死闘を演じた2人。トップランク社公式ツイッターが交流の様子を動画で公開すると、海外ファンからは「初戦は最高だった。2戦目のPPVは凄いことになりそう」「ドネアは本当にナイスガイだよな」「また戦ってほしい」「真の勇者たち」「素晴らしいリスペクト」「戦った後に友達同士になれるファイターなんてそうはいないよ」「友情が見られて素晴らしい」などとコメントが寄せられている。

 38歳のドネアはWBSSで井上に判定負けしたが、今年5月にWBC同級タイトルマッチで王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)に4回TKO勝ち。王座返り咲きに成功している。(THE ANSWER編集部)