カメラマンが井上を前に使ったフレーズの意味とは 世界で活躍する日本人が多くなった昨今、スポーツのあらゆる場面でも聞きなれない英語を耳にすることが増えた。そんな中、初心者でも日常会話で使えそうなフレーズ、慣用句やことわざなど、スポーツ界で実際…

カメラマンが井上を前に使ったフレーズの意味とは

 世界で活躍する日本人が多くなった昨今、スポーツのあらゆる場面でも聞きなれない英語を耳にすることが増えた。そんな中、初心者でも日常会話で使えそうなフレーズ、慣用句やことわざなど、スポーツ界で実際に使われた英語を動画とともに紹介。今回はボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)に、米カメラマンが使った言葉だ。米興行大手・トップランク社が公開した動画で「butterflies in my stomach」というフレーズを使っていた。

 井上は19日(日本時間20日)に米ラスベガスでIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦に臨む。写真撮影が現地で行われ、担当した同社公式カメラマン、マイキー・ウィリアムズ氏は、井上を待つ際にこう話している(一部抜粋)。

「彼はモンスターだ。仕上がっている。写真を撮るのには素晴らしい選手。ここ米国でも日本同様に人気のある選手だ。偉大な選手だから緊張で少しソワソワするよ(I got a little bit of butterflies)」

「I got a little bit of butterflies」というフレーズ。「have(またはget) butterflies in one’s stomach」(直訳するとお腹の中に蝶々がいる)という表現を短くしたもので、「とても緊張しておびえている状態」(ケンブリッジ大学出版局辞書サイト「ケンブリッジ・ディクショナリー」より)を意味している。

 トップランク社で公式カメラマンを務めるウィリアムズ氏は数々の名勝負を撮影してきた。そんな百戦錬磨のスタッフを緊張させる井上は、特別な存在のようだ。(THE ANSWER編集部)