【横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌 6月13日】「ボス」アンジェ・ポステコグルーがセルティックに行ってしまった…
【横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌 6月13日】
「ボス」アンジェ・ポステコグルーがセルティックに行ってしまったマリノスには、新しい指揮官の姿があった。
松永英機監督は静かにベンチに腰を下ろしていたが、試合が進むと何度か立ち上がらずにはいられなくなったようだ。
「この2週間、メンタル的にきつい時間を過ごしてきました。アンジェ前監督の退任もありますが、9日の天皇杯で120分戦いました。連戦でコンディション調整も難しい状況でした。ゲームの入りがよくなく、うまくリズムに乗れませんでした。カップ戦は負けてしまいましたが、リーグ戦は続くので、見直して再スタートを切っていきたい」
6月6日の1戦目は敵地で1-1と引き分けたマリノスは、三ツ沢に札幌を迎えた。
■ショックを隠せないマリノス
ティーラトンが試合前の練習で故障して、発表済みのリストは松原健に修正された。
札幌は7分、菅大輝のクロスにルーカス・フェルナンデスが突っ込む。これを畠中槙之輔がクリアできず、オウンゴール。
51分には菅が左足で豪快に決めて、2点目のアウェイゴールでマリノスを突き放した。
マリノスは61分に水沼宏太が頭で1点を返して、反撃した。
だが、87分、札幌は柳貴博が3点目を奪ってマリノスを再び引き離す。
5日間で天皇杯、ルヴァンカップと2つのカップ戦敗退が連続してしまったマリノスは、ショックを隠せないが、現在3位のリーグ戦に専念できるチャンスではある。
ファンは、選手たちに暖かい拍手を送っていた。