フランス・マルセイユで開催されている「オープン13 マルセイユ」(ATP250/2月20~26日/賞金総額62万0660ユーロ/室内ハードコート)のシングルス2回戦で、第1シードのガエル・モンフィス(フランス)と第2シードのジョー ウィ…
フランス・マルセイユで開催されている「オープン13 マルセイユ」(ATP250/2月20~26日/賞金総額62万0660ユーロ/室内ハードコート)のシングルス2回戦で、第1シードのガエル・モンフィス(フランス)と第2シードのジョー ウィルフリード・ツォンガ(フランス)が、ともにストレート勝ちをおさめ、準々決勝に進出した。 モンフィスは予選勝者のセルゲイ・スタコフスキー(ウクライナ)を1時間もかけずに6-1 6-4で下した。
「堅実な試合ができたと思う。リターンもサービスもよかったから、すぐに心地よいポジションに身を置くことができた。さらに、頭の中には非常に綿密な戦略があり、それをしっかり適用することもできた」と、試合後のモンフィスは満足げに話した。 モンフィスは次の準々決勝で第6シードのリシャール・ガスケ(フランス)と対戦する。
ガスケ戦に関してモンフィスは、「彼との試合では、誰も見なかったある一戦を思い出すよ。上海でのことだが、雨のせいですごく小さな体育館でプレーをさせられたんだ。観客がひとりもいなかったんだけど、僕らは素晴らしい試合をした」と思い出話からスタート。
それから来たる試合に向けて、「彼(ガスケ)はさまざまな方法でプレーすることのできる選手だから、よい作戦を遂行するということが容易ではない。小さな違いをもたらすことができた者が勝つことになるだろうね」と話した。 一方、先週末にオランダ・ロッテルダムで優勝し、キャリア13度目のタイトルを獲得したばかりのツォンガは、イリヤ・マーチェンコ(ウクライナ)を6-3 6-3で倒した。
ツォンガは9本のサービスエースを決め、6本のブレークポイントをセーブした上で、マーチェンコのサービスを3度ブレークした。ツォンガは準々決勝で第7シードのジル・シモン(フランス)と対決する。 そのほか行われた2回戦では、ダニール・メドベデフ(ロシア)がヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-3 3-6 7-6(3)で下し、第4シードのルカ・プイユ(フランス)の待つ準々決勝へと駒を進めた。また、予選勝者のノルベルト・ゴンボス(スロバキア)はニコラ・マウ(フランス)に7-5 3-6 7-6(5)で競り勝った。ゴンボスは金曜日の準々決勝で、前年度覇者で第3シードのニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)