「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)大会最終日となる6月13日。男子シングルス決勝で…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)大会最終日となる6月13日。男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が対戦。ジョコビッチが6-7(6)、2-6、6-3、6-2、6-4と逆転勝利し、グランドスラム通算19回目の優勝を達成した。試合時間は4時間11分。【LIVE速報】ジョコビッチVSチチパス「全仏オープン」男子シングルス決勝【速報】ジョコビッチが第4セットも連取し勝負は最終セットへ。世界5位チチパスとの全仏OP決勝【ドロー表】「全仏オープン」男子シングルス

この試合、先手を取ったのはチチパスだった。第1セットをタイブレークの末に7-6(6)で競り勝つと、第2セットではアンフォーストエラーがわずか2本というクオリティの高いプレーでジョコビッチを圧倒し、6-2で獲得。しかし第3セットからはジョコビッチが試合巧者としての顔を見せ、先にブレークすると、そのリードを守り切る形で2セット取り返し、試合をイーブンに戻している。

そして第5セットでは、チチパスが最初のサービスゲームでジョコビッチにブレークチャンスを作られるが、なんとかキープし、第4セットの二の舞は逃れた。しかし気を抜く暇はなく、次のサービスゲームでも再びブレークポイントを与えてしまい、最後はバックハンドがアウトとなって2-1とリードされる。

チチパスはアンフォーストエラーが増え、プレーがうまくいかないことから頭をひねったり、声を荒げる場面も散見されるように。なんとか追いつきたいという焦りからか、第7ゲームで15-40というピンチを作ってしまうが、そこから4ポイントを連取して持ちこたえた。

だが、ジョコビッチは付け入る隙を与えず、第8ゲームをラブゲームでキープ。そして第10ゲームをサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップで迎えると、デュースと粘るチチパスを、最後はフォアハンドのウィナーで振り切り、栄冠を手にした。

ジョコビッチはこれでグランドスラム通算優勝を19回目とし、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)の持つ歴代最多記録(20回)にあと1回と迫っている。また、「全仏オープン」では2016年に続く5年ぶり2度目の栄冠となり、四大大会すべてで複数優勝を収めた初の選手(オープン化以降)という称号も手にした。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Adam Pretty/Getty Images)