2021年6月13日松山競輪G3(最終日)国際自転車トラック競技支援競輪【12R=S級決勝】1/菊池岳仁(S2・長野117期)2/久米康平(S1・徳島100期)3/町田太我(S2・広島117期)4/吉永好宏(S2・広島80期)5/齋藤登志信…

2021年6月13日
松山競輪G3(最終日)国際自転車トラック競技支援競輪

【12R=S級決勝】
1/菊池岳仁(S2・長野117期)
2/久米康平(S1・徳島100期)
3/町田太我(S2・広島117期)
4/吉永好宏(S2・広島80期)
5/齋藤登志信(S1・宮城80期)
6/金子幸央(S2・栃木101期)
7/坂本貴史(S1・青森94期)
8/相川永伍(S2・埼玉95期)
9/近藤龍徳(S1・愛知101期)

連日先行策をとる菊池岳仁と町田太我の同期対決。力を出し切りたい両者と他ラインのレース巧者が、どのような駆け引きを見せるのか。レースの行方が注目された。

■レース展開



誘導以下、坂本-齋藤、久米-近藤、菊池-金子-相川、町田-吉永で周回を重ねていく。青板過ぎに、後方から町田がゆっくり前をうかがうと、合わせるように菊池も上昇して赤板を迎える。主導権を握りたい菊池は一気に先頭に躍り出ると、先行態勢に入っていく。町田は素早く後方に下がり、態勢を立て直すと、打鐘目掛けてスパート。番手の吉永は離れ気味に追走。町田は打鐘過ぎ2センター付近で菊池をかわして主導権を奪い返す。番手には菊池が入る形となり、続く金子も吉永を牽制して3番手で続く。町田の先行に対して、最終BS手前で菊池が再び仕掛けるが、町田も譲らない。そのまま町田がスピードで押し切って優勝。菊池を追走した金子が捲りで2着、菊池は3着に入線した。

【松山G3・S級決勝結果】
2車単3-6 1,580円(5番人気)
3連単3-6-1 18,020円(72番人気)



圧巻の逃げ切り!同期対決を制して117期最初のG3優勝者となった町田太我

優勝/町田太我(S2・117期)
今回成績/特1着・二1着・準3着・決1着
次走出場予定/高知F1(6月23日~25日)
「率直に、夢のようで嬉しいです。予想通りの展開で、緩んだところを一気に仕掛けようと思っていました。(脚の感触も)史上最高に良い感じでした。(菊池選手は)すごく意識していたんですけど、力を出し切る気持ちでいきました。これからも、もっと優勝できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

【11R=ガールズ決勝】
1/豊岡英子(L1・大阪114期)
2/山原さくら(L1・高知104期)
3/佐伯智恵(L1・愛媛114期)
4/佐々木綾(L1・福島116期)
5/柳原真緒(L1・福井114期)
6/佐藤水菜(L1・神奈川114期)
7/鈴木美教(L1・静岡112期)

ナショナルチームのトレーニングで力をつける佐藤水菜と、好調の鈴木美教が今シリーズ3連勝の勝ち上がり。自力主体にレースを組み立てる山原さくらと柳原真緒もどこまで食い下がるか、動向が注目された。

■レース展開



号砲が鳴ると、ゆっくりレースがスタート。誘導以下、1豊岡、5柳原、2山原、3佐伯、4佐々木、6佐藤、7鈴木で周回。青板過ぎ、鈴木が徐々に上昇を始め、その動きに佐伯が続き、両者が赤板で3番手、4番手に入る。ペースが緩み、柳原が豊岡との車間をあけると、打鐘前から山原が動いて前団まで上昇。山原は最終HSで豊岡に並びかけるが、佐藤の動きを警戒した柳原も仕掛けていく。すぐさま佐藤もスパートし、前団を一気のスピードで叩き切る。佐藤は先頭に立つと、そのまま後続を振り切り1着ゴール。佐藤を懸命に追った柳原は僅かに届かず2着。前々にレースを進めた山原が3着で入線した。

【松山・ガールズ決勝結果】
2車単6-5 660円(3番人気)
3連単6-5-2 1,620円(6番人気)



4月豊橋から8連勝!佐藤水菜が力の違いを見せつけて完全優勝。

優勝/佐藤水菜(L1・114期)
今回成績/予1着・予1着・準1着・決1着
次走出場予定/青森F1(6月23日~25日)
「(2021UCIネーションズカップ)香港で力の差を感じていたので、ガールズケイリンで勝つことを最低目標に掲げました。決勝も焦らず、行けるタイミングで行こうと決めていました。松山競輪は高校生の時に一度来ていて、あまり良い成績を残せなかったので、今回優勝できてすごく嬉しいです!」