宮里藍サントリーレディス3日目 女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスは12日、兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で3日目が行われ、2位から出た西村優菜(スターツ)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算12アンダー…

宮里藍サントリーレディス3日目

 女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスは12日、兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で3日目が行われ、2位から出た西村優菜(スターツ)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算12アンダーで2位。稲見萌寧が16アンダーで首位をキープした。

 11番までに5つスコアを伸ばし、一時はリーダーボードの最上位で稲見と並ぶ場面もあった西村。しかし12番のパー5でボギーを叩くと、最終ホールもボギーとし4打差を追って最終日に臨むこととなった。

 ホールアウト後、西村は「前半はすごく良い流れでゴルフできたと思うし、全体的に悪くはなかったけど、後半少しショットが乱れたのでそこは調整しないといけない。パッティングのフィーリングはすごくよかったです」と悔しさもにじませながら振り返った。

 今季はワールドレディスサロンパスカップで2位の稲見に3打差をつけてメジャーVを果たすなど、成長著しい20歳。最終日へ向けて「スコアが伸びるコースなので、すごく大きな差だと思うけど、ポジティブに考えればビッグスコアが出るセッティング。チャンスはゼロではないと思ってます」と力強い言葉も出た。

「曲がらないのはもちろん、縦の距離感がまったくブレないのが本当に素晴らしい」と称賛する稲見にどこまで食らいつけるか。西村に諦める気持ちはない。(THE ANSWER編集部)