【日本vsセルビア 6月11日】 前日「ベンチからゴールを狙っている。レフェリーにはレッドカードを出さないようにお願いし…
【日本vsセルビア 6月11日】
前日「ベンチからゴールを狙っている。レフェリーにはレッドカードを出さないようにお願いしておいて」と報道陣を笑わせたセルビアのドラガン・ストイコビッチ監督はベンチにボールが飛んでくるとそれを追いかけるシーンもあったが、ボールには触れなかった。
セルビアの主力大半を帯同せず、若手にチャンスを与えたはずなのに、思うように進まない試合展開にピクシーはいらだちを隠せなかった。次第に指示を与えるジェスチャーは大きくなっていた。
日本にとっては長く待ち望んだヨーロッパの国との対戦だったが、ピクシーの反応を見れば、今回のセルビアは、体は大きいけれども「強国」という感じはしなかっただろう。
日本のゴールは鎌田大地のコーナーから谷口彰悟のヘッド、それに伊東純也が突っ込んで右で決めた。これは伊東によれば、練習から狙っていたゴールだったという。「でかい相手だからフリックして、ファーで自分と植田直通が詰める」作戦ははまった。
■「前への勇気が足りなかった」と語った鎌田大地
このゴールが決勝点になった。対戦機会は限られているが、日本が欧州の国に勝ったのは2016年のブルガリア以来だ。
結果は勝ちだが、日本が思うように戦えなかったのは事実だ。ピクシーは「フィジカルが及ばなくても戦い方はある」と否定していたが、やはりフィジカルで上回るチームと戦うとやはりこうなってしまうのだろうか。
特に前半は、セルビアが引いて守ったため、日本は攻撃の突破口がつかめず、横パスやバックパスを繰り返した。鎌田はそんな前半を「前への勇気が足りなかった」と反省した。「ああいう展開になると後半、体力が持たないな」とも思ったという。
ケガで離脱した大迫勇也に代わって追加招集されたオナイウ阿道が代表デビューした。判定はオフサイドということだったが、ポストにぶつかりながらもゴールへの執念を見せた。