日本ホッケー協会は11日、男子日本代表チーム「サムライジャパン」、女子日本代表チーム「さくらジャパン」の東京オリンピック出場メンバーに関するオンライン記者会見を実施。サムライジャパンのヘッドコーチを務めるシギ・アイクマン、主将の山下学らが登…

日本ホッケー協会は11日、男子日本代表チーム「サムライジャパン」、女子日本代表チーム「さくらジャパン」の東京オリンピック出場メンバーに関するオンライン記者会見を実施。サムライジャパンのヘッドコーチを務めるシギ・アイクマン、主将の山下学らが登壇した。

開幕が間近に迫る東京オリンピックについて、アイクマンHCは「開催を楽しみしています」とコメント。男子ホッケーチームとしては1968年のメキシコ大会以来、53年ぶりに出場する大舞台へ向けて意気込みと自信を語った。

「4年前からオリンピックへ向けてスタートしました。今回出場する各国に対して戦えるレベルまで来られたと思います。大きなステップを踏むことができました。戦術的には基礎技術を中心にミスをなくすことをベースにトレーニングを重ね、速いペースでも正確にプレーできるようになりました」

また、主将としてフィールド上でチームを牽引する山下は、「男子ホッケーチームがオリンピックに出場するのは53年ぶりなので、全選手が初めての大会となりますが、とてもいい準備ができています。メダル獲得へ向けて全力で頑張っていきます」と決意を口にした。

東京オリンピックのホッケー競技は7月24日、予選ラウンドが開幕。プールAのサムライジャパンはオーストラリア代表と、プールBのさくらジャパンは同25日に中国代表とそれぞれ対戦する。なお、日本代表選手は男女ともに6月7日に内定選手が発表され、日本オリンピック委員会(JOC)の承認を得たことで、内定全選手が最終メンバーとして本戦に出場予定となっている。