「第53回 島津全日本室内テニス選手権大会(京都チャレンジャー)」(本戦2月20~26日/賞金総額:男子5万ドル/島津アリーナ京都/室内カーペットコート)の本戦3日目は、シングルス1回戦4試合および2回戦4試合とダブルス1回戦…

 「第53回 島津全日本室内テニス選手権大会(京都チャレンジャー)」(本戦2月20~26日/賞金総額:男子5万ドル/島津アリーナ京都/室内カーペットコート)の本戦3日目は、シングルス1回戦4試合および2回戦4試合とダブルス1回戦残り2試合が行われた。

 シングルスの日本勢は、内山靖崇(北日本物産)が第4シードのジャン・ザ(中国)を7-6(5) 4-6 6-3で、ワイルドカード(主催者推薦枠)の綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)は第4シードのルベン・ビーママンズ(ベルギー)を1-6 6-4 7-6(4)で倒して準々決勝に進出。昨年の全日本選手権を18歳で制した綿貫は、チャレンジャー大会で初の8強入りを果たした。

 また、予選勝者のエフゲニー・カルロフスキー(ロシア)と対戦した第7シードの伊藤竜馬(北日本物産)は第3セット途中でリタイアしたため2回戦で敗退。昨年の大会で2度目の優勝を飾った第1シードの杉田祐一(三菱電機)は、ルーク・サビル(オーストラリア)を7-6(4) 6-3で下して初戦を突破した。

 ダブルスでは、ペン・シェンイン(台湾)/ウー・ディ(中国)とブラズ・カブチッチ(スロベニア)/フランコ・シュクゴール(クロアチア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 2月23日(木)は女子の試合後10時30分以降から、シングルス2回戦残り4試合とダブルス準々決勝4試合が予定されている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

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【男子シングルス2回戦】

○12綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)[WC] 1-6 6-4 7-6(4) ●9ルベン・ビーママンズ(ベルギー)[3]

○16ブラズ・カブチッチ(スロベニア)[6] 7-6(4) 2-6 7-6(5) ●14ブラジュ・ロラ(スロベニア)

○19エフゲニー・カルロフスキー(ロシア)[Q] 3-6 7-5 3-0 Ret. ●17伊藤竜馬(北日本物産)[7]

○21内山靖崇(北日本物産)7-6(5) 4-6 6-3 ●24ジャン・ザ(中国)[4]

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【男子シングルス1回戦】

○1杉田祐一(三菱電機)[1] 7-6(4) 6-3 ●2ルーク・サビル(オーストラリア)

○7ウー・ディ(中国)6-3 6-2 ●8アグスティン・ベロッティ(アルゼンチン)[8]

○26チェン・ティ(台湾)6-4 7-6(6) ●25アンドリュー・ウィッティントン(オーストラリア)[5]

○32グレガ・ゼムラ(スロベニア)[2] 7-5 6-4 ●31マーク・ポルマンス(オーストラリア)

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【男子ダブルス1回戦】

○4ブラズ・カブチッチ/フランコ・シュクゴール(スロベニア/クロアチア)6-4 7-6(6) ●3チェン・ティ/松井俊英(台湾/ASIA PARTNERSHIP FUND)

○14ペン・シェンイン/ウー・ディ(台湾/中国)7-6(2) 6-4 ●13ベン・マクラクラン/アグスティン・ベロッティ(ニュージーランド/アルゼンチン)

(テニスマガジン/Tennis Magazine)